11月17日、ボジョレー・ヌーボー解禁ですね。 このごろは、スクリュー式キャップやパック入りのワインもあるけど、やっぱりコルクって美味しいワインやシャンパンを作るのに欠かせないものなんです。カッコイイからとかじゃなくて、瓶の栓としての機能が優れてて無敵なんです! コルクは何千年もの間同じ仕事をしています。エジプトのお墓でもコルク風なもので栓をしてあるセラミックのボトルが発見されたし、ギリシャ人はワインとオリーブオイルで満たされた容器をスポンジ状の木で蓋をしていました。 そんなコルクを現在の形にして一躍存在を大きくしたのはドンペリなんです。18世紀にシャンパンを生産する過程で、コルク栓が誕生しました。その当時、フランスで発泡性のワインは、オリーブオイルに浸した麻布で古い木を巻いたもので栓をしていましたが、これだと発生したガスが、ポン! と栓を弾き飛ばしてしまうんです。これでは、折角のシャンパ