12月10日、ロシアのプーチン首相の退陣や4日に行われた下院選のやり直しなどを求めたデモが同国各地で行われ、警察によると、首都モスクワでは約2万5000人が集結した。モスクワで撮影(2011年 ロイター/Tatyana Makeyeva) [モスクワ 10日 ロイター] ロシアのプーチン首相の退陣や4日に行われた下院選のやり直しなどを求めたデモが10日、同国各地で行われ、警察によると、首都モスクワでは約2万5000人が集結した。デモの主催者らは、参加者は最大で15万人に及ぶとしている。1991年のソ連崩壊後、最大規模のデモに発展した。 モスクワでは時折ヘリコプターが上空を飛ぶ中、あらゆる年代の市民が、抗議のシンボルである白いカーネーションを手にデモに参加。中にはプーチン首相とメドベージェフ大統領の写真を掲げて「お前たちはもう去る時が来た」とメッセージを送る者や「プーチンは盗人だ」などど叫ぶ