3月10日に開催された中央社会保険医療協議会・総会に、新型コロナウイルス感染症にかかる臨時特例を含めた診療報酬の算定状況が報告されました。 重症者に対しては「HCU入院医療管理料」の算定件数が激増していること、一般病棟等では【救急医療管理加算】全体が減少していることが分かりました。コロナ感染症以外の重症救急搬送患者が減少していると推察されます。 外来では、初診料・再診料が落ち込む一方で、電話や情報通信機器を用いた診療が拡大。オンライン診療料は前年同期比で「10倍」超に増加しています。 手術や検査に係る報酬算定も減少し、内視鏡検査は前年同期比で「4割減」となっています。 これらのデータも踏まえて、中医協総会では「重症度、医療・看護必要度などにかかる経過措置の再延長」などを決定したことはGem Medでお伝え済です(関連記事はこちら)。 コロナ重症患者に対応するHCUの点数算定回数が大幅増 新