奄美海上保安部によると、鹿児島県奄美市では港の灯台が消失した。30日午前9時ごろ、台風の被害状況を確認していた同保安部職員が、名瀬港の防波堤にあった高さ11メートルの灯台が無くなっているのを確認したという。灯台は港の入り口にあったが、根元から無くなり、がれきも見つかっていない。灯台はFRP(繊維強化プラスチック)製で、1989年に設置された。29日午後8時には灯火が点灯していたという。
セコマの説明では、地震後に営業を停止したのは約50店。未明の地震で街灯や信号機が消え真っ暗になる中、営業していた店のレジには市民が長蛇の列を作り、パンや電池、飲料などを買い求めていた。 コンビニチェーン店は停電でレジが使えず、休業したところが多かった。一方でセコマによると、同社は停電の際は車を使って最低限の電源を確保することがマニュアル化されている。更に、近くに車が置けない場合やガソリンがない場合を想定し、電気や通信回線が使えなくても使える小型会計端末を全店舗に配布していた。 停電などに備えたマニュアルは、道内の暴風雪被害や東日本大震災、2016年の台風被害などのたびに見直しを重ねてきた。 また、特徴である店舗内で調理した弁当などの商品を提供する「ホットシェフ」で、おにぎりなどを提供している店舗もあった。多くの店舗にガス釜があり、停電中も炊飯が可能だったという。 これらの動きに、ネット上で
地震による損傷で北海道全域の停電を引き起こした苫東厚真(とまとうあつま)発電所(厚真町)の発電機が耐震基準上、最低の震度5相当だったことが判明した。北海道電力によると、地盤の軟弱さや地形などで耐震基準を引き上げる仕組みで、震度7を記録した2011年の東日本大震災後、社内で耐震基準の見直しを議論したが、「変更は不要」と結論付けていた。 耐震基準は00年、日本電気協会が全国の火力発電所を対象に定めた「耐震設計規程」に基づき、震度5以上と決められている。 苫東厚真は3基ある発電機のうち、02年運転開始の4号機が対象で、震度5で大きく損壊しない程度の設計だった。基準設定前に建設された1号機(1980年)と2号機(85年)は、メーカー自主基準で同じ震度5に対応していた。 北電は「耐震基準は満たしている」(真弓明彦社長)と問題はなかったとしている。【野原寛史】
近畿大は10日、台風21号の影響で和歌山県串本町の施設が被災し、養殖していた「近大マグロ」約250匹が死に、約350匹がいけすから逃げたと発表した。被害総額は約1億円という。 近大によると、直径30メートルのいけすが波の影響で破損するなどした。重さ約30キロの出荷サイズに成長したクロマグロ約600匹を養殖していた。
北海道で最大震度7を観測した地震を受け、海上自衛隊の砕氷艦(南極観測船)「しらせ」(艦長・宮崎好司1佐)が6日、苫小牧港に入港し、被災者支援活動を始めた。 しらせは親善のため7日に苫小牧に入港する予定だったが、地震発生を受けて1日早めた。一般公開などの行事は全て中止された。 海自によると、6日は乗組員が艦内でおにぎり千個を作り、被害が大きい安平(あびら)町とむかわ町に陸上自衛隊のトラックで運んだ。7日も500個作った。 艦内の入浴施設の提供や給水、携帯電話の充電サービスのほか、医官が医療相談に応じている。掃海艇「いずしま」も入港し、同様の支援を行っている。 しらせは当初、10日に苫小牧を出港する予定だったが、復旧状況によっては留まるという。
北海道発祥のコンビニエンスストア「セイコーマート」(セコマ、本社・札幌市)の店舗網のうち茨城、埼玉両県内の93店で6日、電子マネーやクレジットカードでの支払いができない状態になった。同社関東事業本部によると、北海道で6日未明に発生した地震の影響で、同日夕の時点では「復旧のめどは立っていない」という。 セコマは道内を中心に約1100店を展開。茨城では84店、埼玉では9店が営業している。 水戸市河和田1丁目の赤塚南店では、交通系ICカードや電子マネーなどでの決済に加え、公共料金の支払い、ゆうパックの受付もできなくなっていることを伝える紙を入り口のガラスに貼り出した。 関東事業本部は取材に対し、「本社のホストコンピューターがダウンしたのが原因。お客さまには、しばらく不便をおかけすることになり、申し訳ない」と話した。一方、本社の広報室は「道内の店舗も本社も停電が続いており、対応が追いついていない。
6日午前3時8分ごろ、北海道胆振地方を震源とする地震があり、震度7を観測した。気象庁などによると、震源の深さは約37キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6・7と推定される。厚真町などで多数の家屋の倒壊や土砂崩れが発生し、生き埋めの人がいる模様だ。北海道電力によると、道内のすべての火力発電所が停止し、道内全戸の約295万戸が停電している。 北電によると、厚真町の苫東厚真発電所(石炭火力)に大きな被害が出てダウンしたため、電力の需給バランスが崩れ、ほかの火力発電所などが連鎖的にストップしたという。 電力復旧のめどは立っていない。北電は水力発電所を立ち上げ、供給の再開を急いでいる。 原子力規制委員会や北海道電力によると、北海道電力泊原発(北海道泊村)の外部電源が喪失した。非常用ディーゼル発電機によって、燃料プールにある使用済み核燃料の冷却は継続しており、午前4時現在、異常は確認されていないとい
総勢20名のプロフェッショナルを擁する。経済や金融市場について運用会社ならではの高度な分析を行い、それぞれの見通しを策定、社内外に情報発信している。三井住友アセットマネジメントの経済・金融市場分析面での中枢を担っている他、幅広い投資家に良質な情報を伝えるべく、活動する機会や媒体は多岐にわたる。年間で約900本の市場レポートを作成し、会社のホームページで公開中(2016年度実績)。 ビジネスマン注目!来週の経済、ここがポイント 来週のビジネスライフに役立ててほしい経済トピック、市況、経済キーワードをやさしく解説する。 バックナンバー一覧 皆さんこんにちは。三井住友アセットマネジメント調査部です。毎週土曜日に「ビジネスマン注目!来週の経済、ここがポイント」をお届けしています。 来週で8月も最終週となります。まだまだ残暑厳しい日が続いていますが、一頃の猛烈な暑さに比べて、夕方など少しはしのぎやす
2018年7月の西日本豪雨による被害で、通勤通学の足に大きな影響が出ています。そのようななか、広島県では「災害時BRT」と銘打ったバスによる代替輸送で通勤通学をサポートし、定時性の確保に効果を上げています。どのような仕組みなのでしょうか。 一般車両通行止めの有料道路をバスに開放した「BRT」 2018年7月上旬の西日本豪雨では、中国・四国地方を中心として多くの鉄道路線に被害をもたらしました。それぞれ復旧作業が進められてはいますが、路線や区間によっては数か月から1年近くの長期にわたる運休が見込まれています。 拡大画像 広島から呉方面へ向かう通勤通学バス。国道31号走行区間では、朝のみ呉方面行きにバスなどの専用レーンが設定される(画像:呉高専 神田研究室) 広島県の瀬戸内海沿いを走るJR呉線も、そうした路線のひとつです。2018年8月20日現在、海田市~坂間を除く大半の区間で運休が続いており、
奥羽本線と陸羽西線、運転再開めど立たず 線路土台流出や屋根崩壊 2018年08月08日 09:07 倒木で雪よけの屋根が壊れ、線路に土砂が流れ込んだJR陸羽西線の現場=新庄市(JR東日本山形支店提供) JR東日本は7日、庄内、最上地域の記録的な大雨により、奥羽本線新庄―釜淵間と陸羽西線新庄―狩川間で線路の土台流出や雪よけ屋根の崩壊などが、それぞれ複数箇所で確認されたと発表した。ともに復旧や運転再開の見通しは立っていないとしている。 JR東日本山形支店によると、奥羽本線は新庄市内などで線路下の川の増水で土台が流されるなどした。陸羽西線では、同市内で線路の雪よけの屋根が倒木で壊れ、さらに線路内に土砂が流れ込んでいる箇所が見つかった。奥羽本線は新庄―院内、陸羽西線は新庄―余目でそれぞれ運転を見合わせる。 ほかにJRは7日、山形新幹線(山形―新庄=一部を除く)や陸羽東線(鳴子温泉―新庄)でも終日運
2020年東京五輪の開幕まで、24日でちょうど、あと2年。日本列島は観測史上最悪の灼熱地獄に襲われている。うだるような暑さの中で競技を強行すれば、選手や観客から死人が出てもおかしくない。国と都は威信をかけて酷暑対策に乗り出しているが、たった一度きりの“スポーツの祭典”の暑さ回避策につぎ込まれる血税は、ベラボーな額に上りそうなのだ。 23日は東京・青梅市で40.8度を記録し、観測史上初めて都内で40度超え。都心(千代田区北の丸公園)の最高気温も39度に達した。この過酷な状況で、全力を出し切る屋外競技のアスリートの心境をおもんぱかれば、五輪開催はどう考えたって無謀である。 特に心配なのが男女マラソンだ。五輪組織委はスタート時刻を30分繰り上げ、午前7時としたが、まさに“焼け石に水”。23日午前7時の都心の気温は31.3度と、ゆうに30度を超え、レース終盤を迎える午前9時には32.7度に達した。
今年も暑い夏でした。最高気温が名古屋でも39.3℃などという話題の出た年でした。 そんなある日のことです。あまりにも暑くて汗が出たので、シャワーを浴びました。汗も流れてさっぱりしましたが、ふと気になったことがあります。「今浴びているシャワーの温度は38℃。熱いどころかすごく気持ちいい。今日の最高気温は35℃だったのにすごく暑かった。もし気温が38℃になったらもっともっと暑いはず。同じ38℃が自分の体の周りにあるのに、どうして気温の場合には暑くて、シャワーは気持ちいいの?」ということです。 気温はからだ全部が38℃の空気の中に入っていますが、シャワーは38℃の水滴があたっているので、ちょっと違います。すぐに風呂を38℃に設定してわかして入ってみました。すると熱く感じません。なぜ、気温の38℃は暑いのに、風呂の38℃は熱く感じないのでしょう。すごく不思議です。 科学部のみんなに話しても「なんで
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