芸能人やスポーツ選手など、有名人の離婚がニュースになることは珍しくありません。厚生労働省の発表によると、2020年の離婚件数は19万3253組。時間で割ると「約2分に1組」の夫婦が離婚をしていることになります。人口1000人あたり1.57人。「日本は離婚率が高い」と言われますが海外と比較してみると、離婚数1位はロシアで4.7人。次いでモルドバの3.7人、米国の2.5人、アジアでは韓国が2.1人、シンガポールは1.8人と、日本だけが高いわけではありません。言い換えると、離婚はさまざまな国で起きている社会問題ということなのです。 離婚の原因は夫婦の間にあり、互いの合意によって離婚が成立します。その際に置き去りにされがちなのが、子どもの権利。親権をめぐってさまざまな争いが発生。国際結婚が増えている近年は、夫や妻が子どもを母国に連れ去る問題も起きています。国境を越えた不法な子の連れ去りを防ぐため、
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