「人口減少社会のデザイン」を読んで、より多角的で広い視野で物事を考えた方がいいかな、と思い手始めに拝読。 利他主義が世の中にどういう好影響を与えるかについて述べた書籍。 一般的には、利他主義=ボランティア・募金、みたいなイメージだけど本書ではこれをより深掘りして、<いちばんたくさんのいいこと>を望む考え方を利他主義と呼んでいる。 では、何が<いちばんたくさんのいいこと>になるかというと、同じ金銭でより多くの人を救う(命を救う、劣悪な環境から救うなど)ことがより良いことであり、いちばん多く救えるものが<いちばんたくさんのいいこと>であるとしている。 この部分を読み、今までは募金といった時、それがどのように使われるか・どれだけを救えるかまで考えたことはなかったが、本当に<いちばんたくさんいいこと>をしようとするならば、募金したお金が何に使われ、どれだけの助けとなったかを測定する必要があるのだと
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