短編動画アプリのTikTokを運営する中国企業のバイトダンスは、西側での存在感を一気に高め、昨年の売上は170億ドル(約1.8兆円)を突破。純利益は30億ドルに及んだ。 同社は5月にディズニーの動画配信サービスを率いてきたケビン・メイヤーを引き抜き、CEOに起用したほか、先日はニューヨークのタイムズスクエアに巨大なオフィスをオープンすると宣言した。 バイトダンスはさらに登記上の本拠をケイマン諸島に移し、中国政府から距離を置くスタンスを示している。ただし、同社が今も中国のサイバーセキュリティ法の監視下にあることに変わりはないとされている。 そんな中、TikTokに極めて似通った機能を持つアプリ「Zynn」が急速に支持を伸ばしている。5月初旬に配信開始となったZynnは現在、米国アップストアの無料チャートで1位となっている。 このアプリは利用者が15秒の短編動画を投稿するもので、楽曲のライブラ