子どもの不調は何でもかんでも母親のせい! だから母親「だけ」が滅私奉公の精神をもって、育児に臨むべし。そんな思想が色濃く表れている昭和の珍説「母源病」「サイレントベビー」を過去記事でご紹介してきましたが、今回も「珍説」として鑑賞すべく、懐かしのブツをご紹介していきましょう。 母親がひたすら手をかけないと赤ちゃんがうつに? 「サイレント・ベビー」説の源流を探る カラオケボックスへ駆け込み、『時代』(中島みゆき)を熱唱したくなりました。「そんな時代もあったのね~!」以外の、言葉が出てこないので。赤ちゃんがうつ状… 時代が移りゆくなかで便利な育児アイテムが増え、母親たちが楽をするようになった。けしからん! そんな圧の源流を昭和へさかのぼってみると、「自閉症はテレビが原因」なるトンデモが現れます。最近では「親学」が、「発達障害は現代の親たちの子育てが悪いからだ」という自説を唱えて多方面から叩かれ