粕淵 卓=NTT西日本 ビジネス営業本部 クラウドソリューション部、近藤 玲児、長澤 洋路=NTT西日本 ビジネス営業本部 クラウドソリューション部ソリューション担当ネットワークソリューション 無料Wi-Fiサービスなどの公衆無線LANでは、WPAやWPA2▼などの暗号化方式を採用している。WEP▼だと盗聴される危険性が高いが、WPAやWPA2なら安心だと思っている人は少なくないだろう。ただ、SSIDやパスフレーズが公開された無料Wi-Fiサービスでも、安全だろうか。検証してみた。 パスフレーズが公開されている WPAやWPA2には、アクセスするときに入力する文字列(キー)がユーザーごとに異なる「IEEE 802.1X方式」と、すべてのユーザーで同じ文字列(パスフレーズ)を使う「事前共有鍵(PSK▼)方式」がある。どちらの方式でも、キーやパスフレーズがわからなければ、解読するのはまず不可能