今回は(現在の所は)日本語形態素解析器であるKuromojiについて気になったことに関しまして少し独り言みたいに考察します。Kuromojiは中の人を知っているので少し贔屓目に見ている部分もあると思いますが、一応ステマではないつもりです。 今回ふと思った疑問:何故Kuromojiが研究で使用されている場面が少ないのでしょうか? Kuromojiは僕が前にお世話になっておりましたアティリカ社の開発したプロダクトの内の一つです。SolrやElastic SearchといったJavaベースの検索システムの形態素解析器として広く使われております。 この形態素解析器はNLPでも多くの研究がなされ、研究コミュニティにおいてはJUMAN、Cabocha、MeCab、Kyteaといった形態素解析器が多く発表されています。これらとKuromojiとの違いは「Research-drivenかEngineer(