「近畿地方できました!(地域別人口)播磨は1つの県に匹敵する規模がある」というつぶやきとともに、自作の地図を公開した紀つねさん。そこには、「紀伊半島と若狭湾の連続性を考慮して」と、福井県嶺南地方と三重県を加えた近畿地方の地図。 一見するとなんてことないものですが、よくよく見ると大阪府は「摂津」「河内」「和泉」、和歌山県にいたっては、「紀北」「紀中」「紀南」という表記。さらに、面積と人口らしき数値も記されています。実はこれ、それぞれの府県を地域で区分けしたもの。 福井県南部にあたる「嶺南(れいなん)」地域は、江戸時代に旧小浜藩だったところで、「北国街道」とも呼ばれた北陸道の難所、木ノ芽峠(木嶺)の南側に位置することが名前の由来。今回の地図では範囲外となりますが、福井市などがある地域は「嶺北」となります。 滋賀県の場合は真ん中にある琵琶湖を基準に、東西南北のどこに当たるかが地域名となっています