VRの一環として、今回のCESでぜひチェックしておきたいのがディスプレーの「kino-mo」(2017年版はこちらの記事を参照)。英国ロンドンにある同名の企業が作っているディスプレーで、まるで空中に3D映像が浮いているように見えるのが特徴だ。何はともあれ動画をチェック。 動画ではシャッタースピードが合わずに黒い線が入って多少ネタバレになっているが、実際には本当にCGが浮いているように見えていた。 仕組みとしては、LEDのついた十字のプロペラを高速回転させ、映像を表示しているというもの。日本にも「ANIPOV」という同種のツールがあるが、映像に回転を入れることで立体的に見せているのが目新しい。とにかく混雑していたのが印象的だった。 (文/Minoru Hiota) ●関連リンク ・kino-mo ・CES 2016