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  • 村上春樹『風の歌を聴け』感想〜「風の歌」とは何か? - 太陽がまぶしかったから

    『風の歌を聴け』再々読 『風の歌を聴け』を15年ぶりに再読したのはちょうど1年前。決してハルキストとは言えなかった僕は「はしか」に掛かったかのように読み直していって、パロディらしきものも書いたり、『風の歌を聴け』を題材にした読書会を実施したりもした。 それでも、僕が高校生の頃から圧倒的に好きだったのは続編の『1973年のピンボール』であり、書の印象は正直なことを言えば薄かった。評価が逆転したのは良くも悪くも「『風の歌を聴け』はミステリー小説である」という読み方をいくつかの評論文から提示されてからである。 僕自身も「『風の歌を聴け』を読んでも何も感じない人間の側」に居たのだ。今村夏子のピクニックを読んでも何も感じない人間のように。 完璧な読解などといったものは存在しない 「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」 風の歌を聴け (講談社文庫) 作者:村上

    村上春樹『風の歌を聴け』感想〜「風の歌」とは何か? - 太陽がまぶしかったから
    aniram-czech
    aniram-czech 2014/11/16
    「表現し、伝達すべきことが失くなった時、文明は終る。」
  • 第4回Skype読書会「徹底解読『風の歌を聴け』(村上春樹)」開催のお知らせ - 太陽がまぶしかったから

    第4回Skype読書会 第4回Skype読書会は『風の歌を聴け (講談社文庫)』 を題材に下記の要項で開催することとしましたので、よろしければご参加頂ければと思います。Skype読書会とは事前に課題図書を読み込んでおいて、Skypeによる音声チャットをしながらGoogleドキュメントをリアルタイムに編集していくオンライン上のバーチャルな読書会です。 項目 内容 日時 2014年11月16日(日) 19時より 参加条件 事前に題材の作品を読んでくる 参加の連絡 右記のSkypeIDまでお願いします → bulldra 題材 村上春樹『風の歌を聴け (講談社文庫)』 特別ルール 『風の歌を聴け』は『1973年のピンボール (講談社文庫)』『羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)』『ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)』と続いていく作品ですし、他にもいくつかの関連が見いだせるのですが、今回

    第4回Skype読書会「徹底解読『風の歌を聴け』(村上春樹)」開催のお知らせ - 太陽がまぶしかったから
    aniram-czech
    aniram-czech 2014/11/04
    参加しまーす!
  • 東浩紀『弱いつながり』〜環境管理型権力を出し抜く「観光客」の生き方 - 太陽がまぶしかったから

    Googleが予測できない言葉を手に入れろ! 東浩紀の新著である『弱いつながり 検索ワードを探す旅』。現代日におけるインターネット論でありながら旅行記でもあり、著者の思想が平易な言葉で引用・解説されながら、一種の自己啓発的な様相も帯びる自在性がある。ざっくりと言えば以下のように読み取った。 インターネットを使いこなすほどに再帰的な最適化によって階級が固定化される 最適化から外れるためには「システムの外側にあるキーワード」が必要となる そして「もっと知りたい」という欲望を「キーワード」に結びつける そのためには旅にでたり、複数のコミュニティを渡り歩いて偶然性を積極的に取り入れるべき 再帰的な最適化と階級の固定化 特にインターネット上においては自身にとって居心地の良いコミュニケーションや情報収集のための調整がしやすいという側面がある。RSSSNSにはお気に入りの人ばかりを登録してあるし、G

    東浩紀『弱いつながり』〜環境管理型権力を出し抜く「観光客」の生き方 - 太陽がまぶしかったから
    aniram-czech
    aniram-czech 2014/08/06
    読み終わったので、そのうち感想書きます。
  • 第3回Skype読書会「ウィスキーを片手に『ドグラ・マグラ』(夢野久作)」開催のお知らせ - 太陽がまぶしかったから

    Skype読書会を開催します 『Skype読書会を開催して難しいを理解できるようにしよう - 太陽がまぶしかったから』においてSkypeを用いた音声チャットによる読書会を紹介しました。これまで2回やってきたのですが、第3回は『ドグラ・マグラ』 を題材に下記の要項で開催することとしましたので、よろしければご参加頂ければと思います。 項目 内容 日時 2014年07月26日(土) 19時より 参加条件 事前に題材の作品を読んでくる 参加の連絡 右記のSkypeIDまでお願いします → bulldra 題材 夢野久作『ドグラ・マグラ』 開催までの経緯 企画は読書会をSkypeでやろうというものです。 今回は第3回という事で、新たな参加者の方も募集することとしました。これまで読書会に参加した事がないという方でも、基的には緩い感じで脱線していくのが醍醐味なので大丈夫です。今回は題材が題材なの

    第3回Skype読書会「ウィスキーを片手に『ドグラ・マグラ』(夢野久作)」開催のお知らせ - 太陽がまぶしかったから
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    aniram-czech 2014/07/15
    今半分読み終わりました/
  • アラサー男子が上野千鶴子『男おひとりさま道』を読んで考えてみた - 太陽がまぶしかったから

    おひとりさまとアラサーと男と女 チェコ好きさん( id:aniram-czech )が、『アラサー♀が『おひとりさまの老後』を読んで考えてみた。 - チェコ好きの日記』というエントリーを書いていて、自分もちょうど『男おひとりさま道 (文春文庫)』を読んでいたので、その事について書こうと思いました。 現在26歳の私ですが、上野千鶴子さんの『おひとりさまの老後』というを読んでみました。 おひとりさまの老後 (文春文庫) 作者:上野 千鶴子文藝春秋Amazon なぜこのを手に取ったのかというと、「働き方」とかについて考えすぎるあまり、先行して話が「老後」と「死」にまでいってしまったとでもいいましょうか、「終わり」から「今」を考えてみるのはどうだろうと思ったとでもいいましょうか……。 同じく最終的にはどう死んでいくかという事を踏まえたライフデザインが必要なのだろうと考えています。このまま深夜に

    アラサー男子が上野千鶴子『男おひとりさま道』を読んで考えてみた - 太陽がまぶしかったから
    aniram-czech
    aniram-czech 2013/10/22
    男おひとりさま道も読んでみたいです。家事ができない男性は、若い世代になっていくにつれ減っていると思う。
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