「ハリー・ポッター」シリーズ最新作、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」で不気味な特殊効果の大半を担当したアニメ制作会社、Framestore CFCのレンダリングファームではIntelベースの強力な高速Linuxクラスタが稼働しているのにNFSサーバのボトルネックのせいで不具合に見舞われることがあった。そこで(ハリー・ポッター風に)Lustreよ来たれと相成り、オープンソースのクラスタファイルシステム、Lustreが、大手と張り合える価格で同社の並外れた食欲、すなわちI/O要求を満たすことになった。 制作スタジオでLinuxを使うのは今や珍しくないが、Framestoreはその先駆けに名を連ねていた。Framestoreが船出した6年前はUnixサーバが主流で、「Windowsマシンもパラパラあったようだ。われわれがLinux路線を選ぶのにそれほど時間はかからなかった」と Framest