愛知県の「常滑市立図書館」が、9月で閉館しました。老朽化による建て直しのためですが、“復活”が望まれていますが財政難などから先行きは不透明です。 電子書籍の普及などで“本離れ”が進み、今の時代に図書館そのものは必要なのか…。閉館前に取材をすると“まちの図書館”のあり方について様々な意見がありました。 ■地元の哲学者・谷川哲三が寄贈した書籍「谷川文庫」も閉架に…閉館間近の「常滑市立図書館」
■愛読書を熱く語れ!! 本好きが集まってそれぞれの愛読書について熱く語る「ビブリオバトル」(知的書評合戦)が、堺市堺区の市立中央図書館で開催され、話題となっている。この本を通じたコミュニケーションゲームは全国各地に普及し、静かなブームを起こしているという。 ビブリオバトルは、テーマに沿った愛読書を持ち寄り、5分間で登場人物の面白さや感動した場面など本の魅力について語る。観戦者が発表を聞いていて読みたくなった本に投票し、「チャンプ本」を決定する、というもの。平成19年に京都大学で初めて行われたとされる。22年に普及委員会が発足し、その後は東京をはじめ各地の図書館で行われるようになった。 中央図書館では、今年1月から計3回の予定で開催したところ好評だったため企画の継続を決定。今月17日には「挑戦」をテーマに第4回を開き、白熱したバトルが繰り広げられた。 さらに、8月と10月にも開催を予定。発表
俳優、ミュージシャン、作家、映画監督……。各界で活躍する著名人の方々50人が福音館書店のおすすめ絵本・童話を紹介してくださいました。 6月上旬より全国の書店で、それぞれのおすすめ本を展示販売するとともに、50人の方々のおすすめのコメントを掲載したリーフレットも配布します。 フェア開催書店はこちら→ それに先立ちこのブログで、だれがどんな理由でおすすめしているか、少しずつお伝えしていこうと思います。子ども時代に夢中になった絵本や、今の職業を志すきっかけになった絵本など、あの人はどんなエピソードを語ってくれるでしょうか? さてその50人とは…… 松居直、岡尾美代子、原田知世、椎名誠、竹内海南江、高橋克典、皆川明、尾木直樹、しまおまほ、木佐彩子、岡田利規、辻口博啓、秋山あゆ子、松長絵菜、穂村弘、松浦弥太郎、なだいなだ、井上あずみ、名久井直子、アン・サリー、森見登美彦、西加奈子、カジヒデキ、祖父江
オススメ本を持ち寄って、まったり熱く語り合うスゴ本オフ。 今回のテーマは「旅」、様々な解釈ができるので面白い。地理的な移動をまとめた紀行文から選んでもいいし空想の旅もあり、「○○の旅」とタイトルから攻めても出てくる出てくる。まずは見てくれ、この旅本の収穫。 鉄道 「旅マン」ほりのぶゆき(小学館) 「トラベル」横山裕一(Cue comics) チャリ・バイク・クルマ 「モーターサイクルダイヤリーズ」チェ・ゲバラ(角川文庫) 「がむしゃら1500キローわが青春の門出」浮谷東次郎(ちくま文庫) 「ああ、人生グランド・ツーリング」徳大寺有恒(NAVI BOOKS) 「スズキさんの休息と遍歴またはかくも誇らかなるドーシーボーの騎行」矢作俊彦 「行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅」石田ゆうすけ(幻冬舎文庫) 船旅 「星の航海師 ナイノア・トンプソンの肖像」星川淳(幻冬舎) 「KAZ
2012年6月2日付けのFlavorwireに“10 of the Most Terrifying Children’s Books From Around the World”という記事が掲載されています。記事では、ハインリヒ・ホフマンの“Struwwelpeter”(『もじゃもじゃペーター』)や、マザーグースに登場する“Who Killed Cock Robin”を扱った1865年の“Death and Burial of Poor Cock Robin”等、世界中の恐ろしい児童書の挿絵10点を紹介しています。日本の児童書の挿絵として、1972年に石原豪人が描いた女郎ぐもや、谷内六郎による『魔の地中城』(1948年)の一こまが紹介されています。なお、『魔の地中城』については国立国会図書館デジタル化資料でインターネット公開されています。 10 of the Most Terrifying
今日は、あまりにベタ過ぎて、普段なら吸い込まぬように姿勢を低くして全力で回避したくなるテーマについて書いてみる。 年収が上がったり、かけっこが速くになるにはきっと役に立たないが、不運に見舞われたり、打ちのめされたり、他人や自分に裏切られたり、自分や他人に失望したり、知恵熱が出たりした時にも、いつも傍らにあって杖になり孫の手になり、あなたが覚えていたのより、ほんの少しだけましな自分に立ち戻らせてくれるような〈人生の一冊〉は、どうすれば見つかるのだろうか? 言い換えれば、〈人間になる〉という教養の本当の目的に寄与し得る、語の真の意味での〈教養書〉とは、どのようにして出会うことができるのだろうか? いろいろ読むことによって、そして繰り返し痛い目に遭うことによって、黒歴史を何度も塗り重ねることによって、本なんて結局のところ紙の束でしかないと思い知ることによって、……といったところがよくある答えであ
講談社は5月10日(木)、入手困難な作品を電子書籍で復刊する「復☆電書」プロジェクトを開始しました。復刊リクエストの受付期間は5月10日(木)~5月31日(木)で、復刊する作品は6月4日(月)に公開される予定です。 ▽ 復☆電書:“電子書籍で復刊”プロジェクト|講談社 ▽ もう一度読みたいあの作品が電子書籍で蘇る! ”電子書籍で復刊”プロジェクト「復☆電書」がスタート! 入手困難な書籍の電子書籍化リクエストをtwitter ・facebookで受付!(PDF) 「復☆電書」の対象となる作品は「過去に講談社から刊行された作品」かつ「現在、入手困難な作品」です。海外翻訳作品、コミック、雑誌は対象外です。 復刊リクエストの方法は、TwitterとFacebookの2つがあります。Twitterで復刊して欲しい本の書名と著者名にハッシュタグ「#復電書」をつけてツイートするか、「復☆電書」のFace
先月末、図書館好きには嬉しい一冊の本が出版されました。 ”近場でなくともわざわざ訪れたくなる図書館”をテーマに、30の図書館を紹介している『TOKYO図書館紀行』です。 図書館の”場”としての魅力を伝えるこの本について、版元である玄光社の勝山さんにお話を伺いました。 * * * -企画当初は周辺情報も盛り込むつもりでした 『TOKYO図書館紀行』を作ろうと思ったのは、図書印刷クリエイティブセンター&モッシュブックス(編集プロダクション)からの提案がはじまりです。 企画当初はグルメやアート、カルチャーなど図書館の周辺情報も盛り込み、新しい東京散策のひとつとして「図書館へ行こう」を提案する予定でした。 つまり読者ターゲットを「本好き」だけでなく「散策好き」にも拡げ、部数を稼ごうと考えたわけです。 でも、そういった内容にすると図書館自体の魅力が薄れのではないか、その図書館の周辺にどんな素敵なお店
古代から近現代まで、世界の出来事を通史的にまとめた文庫本が全国の書店で異例の売れ行きをみせている。 世界史は「カタカナだらけ」「暗記項目が多くて面倒」「扱う時代が長すぎる」などの理由で日本史と比べて人気は低く、大学受験の選択科目でも敬遠されがち。購入の中心層は中高年で、今になって世界史の本を手にするのは、流行の「学び直し」に目覚めたのか。それとも日々変わる世界の政治情勢に対する関心からか――。 上下巻で30万部を突破したのは、カナダの歴史家、W・H・マクニールの「世界史」(中公文庫)。原書は1967年発行で、2008年に文庫化された。「世界で40年以上読み継がれている名著」というキャッチコピーで東大の大学生協で人気に火がつき、一般書店にも広がって、この1年で急速に売り上げを伸ばした。 5大陸で異なる発展を遂げた人類史を描いた「銃・病原菌・鉄」(草思社)も2月の文庫発売から上下巻で25万部。
印刷 国内の出版業界が連携し、出版物の電子化を一括して請け負う新会社「出版デジタル機構」を4月2日に立ち上げることが固まった。ふだんはライバル関係にある講談社、小学館、集英社の大手3社を中心に複数社が計約12億円を出資する前例のない形で、書籍100万点の電子化をめざす。大日本印刷と凸版印刷にも各5億円の出資を求めている。出資総額は20億円規模になり、さらに上積みされる見通し。3月に正式決定する。 設立には180の出版社が賛同。社長に就任予定の植村八潮・東京電機大出版局長は「許諾さえとれれば、すべての本を機構で扱う」と話す。日本の電子書籍は約20万点だが、大半が携帯向けのコミックなど。機構が軌道に乗れば、読者が一般の本を電子書籍の形で手にとりやすくなる。日本市場に参入準備を進める外資企業にも、要望があれば電子データを提供する。 機構がめざすのは、中小出版社でも電子化ができるインフラ整備
出版大手の講談社は20日、電子書籍事業を強化するため、著作者の許諾が得られたすべての新刊を、6月から紙と電子で同時刊行する態勢を取ると発表した。 同日の決算発表で明らかにした。2011年度(10年12月~11年11月)の売上高は前年度比0・3%減の1219億円。雑誌は同5・0%減の748億円と落ち込んだが、書籍は同5・0%増の279億円と持ち直し、当期純利益は1億6400万円だった。
このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望 @tooorisugari 『能動的なお客さんをどこまで増やせるか』というのが、僕が担当者になって以来一貫して持ち続けてきたテーマで、この方向性で売上を伸ばせると信じてやっている。別に受動的なお客さんを否定するわけじゃないけど、能動的なお客さんの割合をとにかく増やしたい。 このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望 @tooorisugari 何故なら、個人的なイメージでは、受動的なお客さんを相手にするというのは、ライバルが無限に増えることを意味すると思う。本以外のありとあらゆる流行と闘わなくてはいけない。能動的に本を選ぶ、というお客さんをきちんとお店につけることが出来ればライバルは少ないような気がしている。 このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望 @tooorisugari 今の書店の売り場は、ついうっか
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