東日本大震災で図書館に被害が相次いだことを教訓に、静岡と関東甲信越にある公立の図書館が、大規模な災害時に相互に協力して貴重な資料を一時保管したり、施設の復旧を支援したりする全国で初めての申し合わせを行いました。 文部科学省のまとめによりますと、岩手県や宮城県など東日本大震災の被災地では、地震や津波による公立の図書館の被害が２５１件に上りました。 これを教訓に、静岡市にある静岡県立中央図書館と関東甲信越の１都１０県の都立と県立の図書館では、大規模な災害に備え、互いに支援し合う申し合わせを行いました。 申し合わせでは、被災を免れた図書館が、被災した図書館から貴重な資料を一時的に預かって保管したり、施設の復旧作業を支援したりすることになっています。 静岡県立中央図書館には、江戸幕府が所蔵していたおよそ３６００冊の「葵文庫」などが所蔵されています。 静岡県立中央図書館の谷野純夫館長は「東海地震のお

愛知県安城市の水田（縦７０メートル、横５０メートル）に東日本大震災の被災者を励ます文字「いつかいっしょに笑おう」を浮き上がらせた田んぼアート実行委員会が、全国各地から被災者支援田んぼアートの画像を募集し、全部が一覧できるホームページ（ＨＰ）を作った。名称は「ふれあい田んぼアート安城」。現在９府県の１２カ所を紹介している。【安間教雄】 安城市では５年前から、農業経営者や農協、市役所などで作る実行委が田んぼアートを実施している。今年のテーマは当初「農とのふれあい、そして夢」だったが、震災後にデザインや文字を被災者支援に変更した。市民ら約８００人が５月１４日に田植えを行い、６月中旬から文字や図柄がくっきりと見えるようになった。ＨＰで毎週の画像を紹介したところ、他地区でも被災者支援のアートがあることを知り、全国各地の画像紹介を考えた。 これまでに集まったのは青森、山形、埼玉、静岡、愛知、岐阜、三重

約５００人が避難生活を送っている宮城県南三陸町の「南三陸ホテル観洋」に２９日、約１万冊をそろえた臨時図書館が開設した。 東京都中野区の会社経営船坂浩司さん（２８）が、大手古本チェーン店「ブックオフ」からコミックや小説などを無償提供してもらい、同ホテルに寄付した。同町にボランティアに来た知人から被災地の様子を聞き、支援に乗り出した。本棚は船坂さんが独自にデザインした段ボール製で、避難生活が終わると同時に処分できる。 ホテルのおかみ、阿部憲子さんは「子どもたちだけでなく大人も読書でリラックスし、将来を考えるきっかけになってほしい」と話した。

●作った少年当時小６→今３５歳避難生活 「原子力明るい未来のエネルギー」。２４年前、小学６年生の少年はそう信じ、双葉町の標語コンクールに応募した。標語は町の商店街の入り口に掲げられ、現在も残る。少年はいま３５歳になり、同町から直線距離で約４５０キロ離れた愛知県で避難生活を送る。「明るい未来ではなかった」。悔しそうに言った。 ○つかぬ気持ちの整理　「明るい未来」頑張る 福島第一原発から４キロの町中心部に自宅がある大沼勇治さん（３５）は、６月２０日に長男勇誠（ゆうせい）ちゃんを出産したばかりの妻せりなさん（３６）と、愛知県安城市の県営住宅に避難している。 標語の看板はいまも、道路を横断して掲げられている。震災後、テレビや新聞で見るたびに複雑な感情がわく。双葉町民に「うしろめたい気持ち」も感じる。 大沼さんの記憶では、小学６年生のときに町が募集し、学校で「原子力」の言葉を入れて１人３案

安城市職員の男女６３人が、３班に分かれて東日本大震災の被災地で３泊４日のボランティア活動をすることになり、３日夕に第１班がバスで市役所を出発した。市内で防災活動に取り組むＮＰＯ法人「ＮＰＯ愛知」を通して、市職員が自発的に参加を申し込んだ。 ３班は３日、１０日、１５日の夕方に大型バスで安城市を出発し、被災地の災害ボランティアセンターの指示に従って活動する。岩手県の住田町や陸前高田市、大船渡市などで、がれきの撤去や民家の清掃、写真の水洗いなどをする。各班とも初日と最終日はバスの中で泊まり、現地では廃校になった小学校に一泊する。【安間教雄】

高知県観光特使の活躍についてご紹介！　作家・有川浩さん最新作『県庁おもてなし課』が発売されました。　高知県出身の有川浩さんが贈る“恋する観光本”。ご自身の高知県観光特使就任のご経験や実在する高知県庁おもてなし課とのやりとりが小説のモデルになっているとかいないとか。（物語はフィクションです）　今、もっとも注目されている作家の一人が、地方を応援したいという気持ちで書いた作品。ぜひご一読下さい。◎内容◎　とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、入庁３年目の若手職員・掛水史貴（２５歳）は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家・吉門喬介に観光特使就任を打診するが…。お役所仕事と民間感覚の狭間で揺れる掛水の奮闘が始まった！？『県庁おもてなし課』【著者】有川浩【発行】角川グループパブリッシング【価格】１，６８０円（税込）【詳細】角川グループパブリッシングホームページ追記

H.I.S.イスタンブール支店は、タクシム広場より徒歩15分、ヒルトンホテルから徒歩5分の新市街の中心にございます。支店では日本語のインターネットの利用、紅茶･コーヒーのサービスも行っております。オプショナルツアーの手配、観光に関する質問等、経験豊かなスタッフが親切丁寧に日本語で対応いたします。 イスタンブール支店スタッフ一同トルコでお待ちしております。

度々ですが、チャリティーイベントの追記です。 27日（日）に開催するチャリティーイベントの際、急遽、被災地へ送る為の支援物資の受付をさせて頂きます。 これは、安城市が愛知県被災地域支援対策本部の要請により、支援物資の受け入れを開始したことを受け、soup.でもイベント当日のみ支援物資の受付をさせて頂きます。 安城市での受付が28日（月）までとなりますので、イベント当日以外での受け付けは出来かねますのでご了承下さい。 但し、単に支援物資といっても何でも良い訳ではありません。市や県、国から決められた物しか受け付けられませんのでご注意下さい。 これは、個人からの物資を何でも受け付けていたら、それの中身を確かめ仕分け作業をする人員が多数必要になり、そんな人員の余裕の無い被災地にはかえって迷惑になってしまう可能性もあるからです。現に阪神大震災の時も、個人からの支援物資の多くが中身の仕分けをする余裕が