以前このブログで少し触れたことのある「翻訳できない世界のことば」を偶然、書店の「哲学・現代思想」コーナーで発見したのでつい買ってしまった。 hint.hateblo.jp 手にとってみて初めて気が付いたのだが、意外なことにこの本は作りも中身もミニサイズの絵本なのであった。 だから買って「さあ読むぞ!」と取り掛かって5分くらいでもう読み終わっているという、余りといえば余りにもシンプルな本なので、要約や紹介の余地があまりない。「りんご=アップル」のように一対一で対応する言葉を用意できないような、各国語にチラホラある特殊な、いわば孤立した単語を紹介しているという、ただそれだけの本である。 だからブログにも書きにくいと思っていたのだが、先ほどTumblrでこの本の中の言葉のベストテンが紹介されていたのを発見した。 例えば1位は「Waldeinsamkeit」である。 意味は以下の通り。 1. Wa