「イパネマの娘」(イパネマのむすめ、ポルトガル語: Garota de Ipanema、英語: The Girl from Ipanema)は、ブラジルのアントニオ・カルロス・ジョビン(トム・ジョビン)が1962年に作曲したボサ・ノヴァの歌曲である。 概要[編集] ポルトガル語の原詞はヴィニシウス・ヂ・モライスが、英語詞はノーマン・ギンベル(英語版)がそれぞれ作詞した。 ビートルズの「イエスタデイ」などに次いで、世界中で多くカヴァーされたポピュラー・ソングの一つといわれ、ボサ・ノヴァのナンバーとしてはもっとも著名な曲となっている[注 1]。 なお、「イパネマ」とはブラジルのリオデジャネイロ市内に位置するコパカバーナ海岸隣りのイパネマ海岸ことである。 作曲・発表[編集] ミュージシャンで作曲家であるジョビンと、ブラジル政府の外交官でジャーナリストでもある詩人のモライスは、1957年以来コンビ