イスラエル軍「発砲」に非難殺到 市民112人死亡、国連は調査要求―休戦交渉に悪影響も・ガザ 2024年03月01日20時30分配信 2月29日、パレスチナ自治区ガザ市で、支援物資を待っていた多数の市民が死亡した事件を受け、嘆く人々(AFP時事) 【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザの保健当局は2月29日、イスラエル軍が同日、北部で支援物資を待っていた人々に発砲し、112人が死亡したと発表した。ガザ当局は「大虐殺だ」と非難する一方、イスラエル側は「警告射撃をしただけ」と反論。しかし、国際社会からは「民間人への攻撃は正当化できない」(フランス)、「人道に対する罪を再び犯した」(トルコ)などと批判が高まっている。 ガザ休戦合意、見通し先延ばし 住民殺到で多数死亡、交渉に影響も―米大統領 イスラエル側の説明では、住民数千人が30台のトラックに殺到し、押し倒されて数十人が死亡。車両にひかれた人もいたと