PC市場は成熟した、退屈なITセクターとしてやや不当な評判をもらっている。確かに、基本的なPCは20年以上前からあり、もはやGoogleなどのインターネット企業のようなにぎやかな要素はない。しかし、今年最も魅惑的で、物議を醸し、重要だったニュースの幾つかは、PCメーカーとプロセッササプライヤーに関係している。その一部を時系列順で見ていこう。 2月:Hewlett-Packard(HP)が、Compaq Computerとの歴史的な合併を指揮したカーリー・フィオリーナ氏をクビにした(2月10日の記事参照)。もっと実践的なCEO(最高経営責任者)がいいとの理由を挙げ、HP取締役会は、もちろん、フィオリーナ氏に2100万ドルのパラシュートを付けて放り出した。同氏は、PC市場を含む多くの分野で1位、または2位に付けた巨大IT企業を作り上げるという功績を残した。だが、HPが2002年の合併後の3年間
![2005年、PC業界を騒がせたニュースは……](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a8896f8ff3489bbbcbbc8cfd0206b3ad4067f64e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_news.gif)