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2005年12月14日のブックマーク (4件)

  • 2005年、PC業界を騒がせたニュースは……

    PC市場は成熟した、退屈なITセクターとしてやや不当な評判をもらっている。確かに、基的なPCは20年以上前からあり、もはやGoogleなどのインターネット企業のようなにぎやかな要素はない。しかし、今年最も魅惑的で、物議を醸し、重要だったニュースの幾つかは、PCメーカーとプロセッササプライヤーに関係している。その一部を時系列順で見ていこう。 2月:Hewlett-Packard(HP)が、Compaq Computerとの歴史的な合併を指揮したカーリー・フィオリーナ氏をクビにした(2月10日の記事参照)。もっと実践的なCEO(最高経営責任者)がいいとの理由を挙げ、HP取締役会は、もちろん、フィオリーナ氏に2100万ドルのパラシュートを付けて放り出した。同氏は、PC市場を含む多くの分野で1位、または2位に付けた巨大IT企業を作り上げるという功績を残した。だが、HPが2002年の合併後の3年間

    2005年、PC業界を騒がせたニュースは……
  • エンジニアに贈るエール、「理系思考」とは? - @IT自分戦略研究所

    加山恵美 2005/12/10 理系であること、またエンジニアであることの尊さを再認識できるがある。著者は生粋の理系出身でエンジニア経験もある。いわばエンジニアの大先輩だ。書は随所にエンジニアへの激励が込められており、読めばエンジニアとして働くことに誇りを見いだせるだろう。また、積極的にキャリアを考えるきっかけになるに違いない。 ■エンジニアの先輩から現役エンジニアエンジニアにエールを送るのは大滝令嗣氏(現在はヘイ コンサルティング グループ 代表取締役)だ。大滝氏はエンジニアの境遇から気質までをよく理解し、人生設計や経営にも造詣が深い。大滝氏は著書『理系思考 エンジニアだからできること』にエンジニアへのメッセージを記した。そこには現役のエンジニアに能力を開花し、旺盛にキャリアを開拓してもらいたいという願いが込められている。 書は序盤でエンジニアの苦境を嘆いている。最近では世間一

  • 元KDDI社長や元NTT副社長らが通信自由化20年の「想定内」「想定外」を語る

    総務省は13日、1985年の通信制度改革から20周年を記念した「通信自由化20周年記念シンポジウム」を、朝日新聞社との共催で開催した。シンポジウムでは、通信自由化によってこの20年でもたらされたメリットや、今後の通信産業の課題などについて議論が行なわれた。 ● 通信自由化20年、前半10年はほぼ想定内だが後半10年は想定外の連続 パネルディスカッションの第1部は「通信自由化20年の『想定内』と『想定外』」と題し、1985年の通信自由化に携わった当時の通信キャリアや行政の担当者らによる討論が行なわれた。 元KDDI社長の奥山雄材氏は、前半の10年(1985~1995年)は自由化による新規事業者の参入などで、料金の低廉化や端末の多様化などが起こったが、これは「想定内」の出来事だったとした。一方、後半の10年(1995年~2005年)は、携帯電話とインターネットの爆発的な普及があり、これは「想定

  • サーチサービスの競争軸:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    仕事なり取材で多くの人と話をしていると、ぽつぽつと、「この人凄いな」と思える人に出会う。リラックスしてカジュアルな中から出てくる議論を大事にしているので、柔らかい感じに落としてコミュニケーションしている場面が多いが、自然と正座して襟を正したくなるようなときもしばしばある。 とある案件でご一緒させて頂いている電通総研の山浩一さんもそういう方である。一言一言の背後に豊かなバックグラウンドがあることがコンテクストや話運びからも伺える。そう長くない時間であったが、サーチサービスとコミュニティ、マーケティングの移ろいについて意見交換をさせて頂く機会があったのでインスパイアされた内容を少しまとめてみたい。 サーチサービスの競争軸 表面的にはYahoo!がdel.icio.usを買収したからというのもあるが、アルゴリズムとソーシャルの二つに競争軸が分かれていっている。Diggが伸びているというのは