料理レシピサイトを運営するクックパッドは、「リーン・スタートアップ」を実践する企業として知られている。同社に入社する社員は、書籍「リーン・スタートアップ」を入社前に読むことが推奨されており、同書のアプローチに基づいてサービス開発を進めている(関連記事:理論を実践するクックパッド、補完ツールも作成)。 同社が6月上旬に発表した、有名料理家などのレシピを販売する「(レシピストア」も、リーン・スタートアップの手法にならって開発したものである(写真1)。 レシピストアは、「著名な人たちにもレシピをアップしてもらいたい」という狙いで開発を始めた商品で、彼らへの対価を支払うためにレシピを20品をセット購入してもらうことになっている。しかし、開発に着手した当初は、「単品で購入するようにしていた」(同社ストア事業部 事業部長の石田忠司氏)。リーン・スタートアップの手法では、仮説を実際の顧客からのフィードバ
![[論理]データを生かせ、日米の先駆者に学ぶ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)