エーティーワークスが提供する「レンタルプライベートクラウド」では、国内の商用サービスとして初めて、オープンソースの分散ストレージソフトウェア「Sheepdog」を採用している。先進的なテクノロジーを積極的に取り入れるそうした姿勢の背景には何があるのだろうか。今回は、エーティーワークスのCTOを務める辻正博氏、Sheepdogの開発に携わるNTTソフトウェアイノベーションセンタの森田和孝氏と三嶽仁氏に話を伺った。 サーバー5台から使える専有クラウド、ストレージが大きな課題に エーティーワークスが提供を開始した「レンタルプライベートクラウド」は、ホステッド型/月額料金制の低価格なプライベートクラウドサービスだ。 サービス基盤は、同社が開発するクラウド向けx86サーバーと、Linux標準の仮想化基盤「KVM」や分散ストレージ、独自開発のGUIコントロールパネルで構成されている。ユーザーは、専有環