まさに急逝でした。 ウチで買っていた犬の「むー」が2月25日、亡くなりました。 むーがウチに来たのが2007年12月。それからたった3年と少しの期間だったのに、今まで飼ってきたどの犬よりも、その喪失感は大きい気がします。ペットロスがこんなにきついものだとは思いませんでした。 むーは、かけがえのない存在でした。彼は僕らにいろんなものをくれました。それを一つ一つ、思い出すたびにどうしようもなくなります。撮った写真は1,000枚を下りません。むー。彼が確かに存在して、僕らを本当に救ってくれたこと。この気持ちや思い出が薄れないうちに、少しでも彼のことを綴っておきたいと思いました。 保護犬「天馬」 むーを飼うきっかけになったのは、僕の妻の流産でした。妻は流産のあと、大きな精神的ショックを抱えていました。それを少しでも紛らわせてくれるなら。それがむーを飼う動機だったのです。 当時、妻は家で毎日、同じウ