「これまでは新商品のアイデアはあっても、それを実現する技術力がありませんでした。ここに来てようやく両方がマッチするようになってきたんです」――アイリスオーヤマの家電事業部 統括事業部長の石垣達也氏は、こう話す。 大手家電メーカーがグローバル競争に苦しむ中、アイリスオーヤマの家電事業は好調だ。同社の2018年12月期(18年1月~12月)の業績は、グループ全体で4750億円(前期比13%増)と過去最高を記録し、アイリスオーヤマ単体で見ても1550億円(同9%増)と堅調に推移した。特に家電事業の売上高は810億円(同23%増)と好調で、単体売上高の半分以上を占める。 同社は2009年にLED照明で家電事業に参入し、13年には大阪・心斎橋に家電の開発拠点を開設。大手家電メーカーの早期退職者を集めて技術力を強化し、その後は掃除機、炊飯器、エアコン、ドラム式洗濯機、液晶テレビなど続々とラインアップを
開発が進む盛岡市の本宮・向中野地区で交通事故が多発していると、住民から不安の声が寄せられた。昨年同地区で最も事故が多かったのは、国道46号盛岡西バイパスと市道が交差する本宮交差点で、交通量の増加で渋滞も慢性化している。実はこの交差点、当初は立体交差にする計画だったが、財政難などで凍結状態になっている。事故が多いのになぜ「消えた立体交差」のままなのか-。取材を進めると、時代の流れについていけない公共事業の課題が見えてきた。 同交差点は13日、午後5時すぎから断続的に南北約500メートル渋滞。広い中央分離帯のため北側は車道が3車線しかなく、渋滞を引き起こしている。東側3車線(幅11メートル)と西側2車線(幅8メートル)の間に4車線の立体交差となるはずの中央分離帯(幅12メートル)が残っているため、歩行者の横断距離は計31メートルに達する。高齢者や子ども連れの女性らは右左折車に注意して足早に横断
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