私は3年以上の間、関西にあるファミリーレストランでアルバイトをしている。だが現在、店は崩壊寸前の状態にある。 1年前までの問題は前店長からのパワハラであった。私たちはご機嫌取りと通常業務の両立を余儀なくされていた。しかし新しい店長に交代したことでその問題は解決された。新店長は人見知りであるのか口数は少なく、パワハラを行うこともなかった。店長のご機嫌取りをしなくて済むようになったのは我々にとってありがたかった。また、新しい店長は学生の仕事について細かいことに口を出さないうえに、料理の提供や食器の洗浄などの業務に黙々と取り組むため、そうした点も我々にとって好ましいものだった。 ところが現在、学生のフラストレーションは限界点に近づいている。 会社の経費削減の方針によって、店は慢性的な人員不足の状況になり、個々の従業員のキャパシティを超える労働が当たり前とされる状態となった。なんとかサービスの質を