徳川四天王(上)【電子書籍】[ 南原 幹雄 ] 価格: 924 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 お大の方は、子を産むときに夢を見た。仏法の中心の呼ばれる須弥山の頂上に対座する帝釈天。そしてその四方には、東面に持国天、南面に増長天、西方には広目天、そして北方には多聞天が憤怒の宗を現わし、邪鬼を踏みつけて、帝釈天を守ろうとしていた。こうして産まれた徳川家康に苦難が待ち受けると、大の方の夢に現われ、帝釈天たる家康を守り抜くと告げる。 家康の叔父にあたる酒井忠次は家康よりも20歳年上だが、人質時代から家康に付き従うと共に、武将として戦場で活躍し、宿老としても小豪族時代の松平家から家を支え、家臣の教育に努めた。長篠の戦いでは、忠次が鳶巣山の攻略を提案して夜襲を命じ成功して、信長は「流石徳川の片腕」と激賞した。 本多平八郎忠勝。名槍「蜻蛉切」を有して、13歳にして初陣を飾り、以降50を超える戦場で敗
