今年1月、埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故について、現場近くの下水道管内からトラックの男性運転手(74)とみられる遺体が発見され、先ほど、地上に搬出されました。 この事故は、今年1月、八潮市で道路が陥没してトラックが転落したもので、下水道管内にある運転席部分に運転手の男性(74)が取り残されているとみて、消防などがけさ早くから捜索活動を行っていました。 県などによりますと、捜索活動の結果、下水道管内から運転手の男性とみられる遺体が発見されたことがわかりました。その後、遺体は地上に搬出されました。 警察は遺体の身元の確認を急いでいるほか、県は今後、下水道管内に残された運転席部分の引き上げを検討しています。 また、壊れた下水道管を修復するとともに、新たな下水道管をつくる「複線化」を目指していますが、この工事が完了し、本格的に復旧するまで、5年から7年かかる見通しだということです。
