by 22Lauren 目の水晶体が濁ってしまう白内障は失明の原因の1つとしても知られています。これまで、治療のためには移植手術が必要とされてきましたが、新たにNatureで発表された研究によると、移植を行わずとも、幹細胞を利用して水晶体を「再生」し、視力を取り戻すことに成功したそうです。 'Stunning' operation regenerates eye's lens - BBC News http://www.bbc.com/news/health-35762713 水晶体は角膜や瞳孔の下にあり、見た物のピントを合わせて網膜に写す、カメラでいえば凸レンズの役割を果たす部分です。水晶体が濁ってしまう白内障は加齢に伴って発症するのが一般的ですが、中には生まれつき白内障を患っているケースも。白内障の治療は超音波によって水晶体を破砕し取り除いた後に人工レンズを移植する、という方法が一般的