愛知県の司法書士事務所が同人誌やオタクグッズ、PCの秘蔵データなどいわゆる「黒歴史」について、利用者の死後に処分してくれるサービスを開始しました。全国的に見ても珍しいといえる本サービスはいかにして生まれたのか、坂口司法書士事務所の坂口誓哉司法書士にお話を伺いました。 坂口司法書士事務所が始めた新サービス「黒歴史抹消計画」 「黒歴史抹消計画」はなぜ生まれたのか ――本サービスを思い付いたきっかけを教えてください 坂口司法書士:今、「家族信託」や「ペット信託」など自分に何かあったときに、人に託すというサービスが注目を集めています。そうした中で「皆さんが残したいものは何なのだろう」と考えていくうちに「逆に残したくないものはどうするのだろう」と調べ始めました。 ――黒歴史に的を絞った理由についてはいかがでしょうか 坂口司法書士:ネットなどで調べたところ「黒歴史グッズの処分」に悩まれている方が少なく
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