12コアCPUがメインストリーム帯に降りてくるだけでも「偉業」と言っても良いのに、AMDはそれだけでは飽き足らずRyzen 9 3900Xに「499ドル」という驚くべき価格を与えました。 今まで12コアのCPUを入手するために、「Core i9 9920X」に1199ドル、または「Ryzen Threadripper 2920X」に649ドル必要でした。Ryzen 9 3900Xは一気に499ドルにまで押し下げ、CPUの多コア競争をさらなる次元へと引き上げます。 「499ドル」はインテルのメインストリーム帯では一応、最上位にあたる「Core i9 9900K」と全く同じ価格設定です。同じコストで50%もコア数が多いCPUが買えるようになったのです。 「偉業」どころか「歴史的転換点」と言っても、決してお世辞にはならないと思います。 第3世代Ryzen「Zen 2」の改善ポイントRyzen 9