2022年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)が統計開始以降初めて80万人を下回ったことが厚生労働省の人口動態統計(速報値)で分かり、これまでの推計より10年ほど早いペースで少子化が進んでいるとニュースになりました。当然ですが、少子化は人口減少を促し、2040年には人口の半分が独身者になるとのデータもあります。生まれたばかりの子が高校生になる頃、私たちは誰も見たことのない〝ソロ社会〟を生きることになるのです。 確実にやってくる〝ソロ社会〟へ適応するためのヒント それでも人は、何らかのカタチでコミュニティにつながり、幸福だと思える人生をおくりたいもの。では私たち大人は、その方法をどう体得し、子どもたちに見せ、伝えていけばいいのでしょうか? もはや家族をもつとかもたないとか、産むのか産まないのかといった、従来のコミュニティへの固定観念や考え方を手放すタイミングに、私たちはいるのかもしれません。確実