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Kinohagurumaの木製ロボットアームは歯車とレバーで作動する。 子どもだけでなく大人でも、誕生日プレゼントにオモチャをもらうとうれしい。ビデオゲームや新しい自転車や新しい洋服といったプレゼントが多いが、運がよければKinohagurumaのようなお父さんがいて、7歳の息子の誕生日のために木のロボットアームのような芸術的なものを作ってもらえるかもしれない。 このアーティストは、いくつもの歯車とレバーをドリルと糸鋸で手作りしている。歯車はコンパスと分度器を使ってデザインし、大まかに切り出したあと、ナイフと紙ヤスリで正確に仕上げていった。操作用の2本レバーを使って、アームを前後左右の4方向に動かせる。左のレバーは、右のレバーと組み合わせて操作することで、木のピストンを通じて爪を開閉する。また、土台も調整可能で、いろいろな場所に安定させることができる。残念なことに、これを商品化する予定はな
日亜化学工業社長の小川英治氏 訴訟騒動の真実を今こそ明らかにする これまで誰に何を言われても黙ってきました。日亜化学工業は,ものづくりの会社。クライアントにより良い製品を届けることが仕事であり,それを一途に貫いていくことこそ,当社にとって重要なことだと信じていたからです。 そのため,中村修二氏とその弁護士の方(訴訟代理人弁護士の升永英俊氏)が,各メディアや本などで一方的に自分たちに都合の良い発言をしても,それに対して会社として何か言い返すというようなことはしませんでした。そうした言い合いなど,ものづくりの会社にとっては何の意味もありません。それより,少しでも良い製品を作ってクライアントにきちんと届けることを貫けば,きっと私たちのことを認めてもらえる。それで十分だと思ってきたのです。 日亜化学工業は徳島という地方にある企業で,広報体制も整っていませんでしたし,マスコミへの接し方がよく分から
食い違うそれぞれの「真実」 日亜化学工業社長と中村氏 「青色LED訴訟」の深層 「604億円」もの「相当の対価」を「勝ち取った」中村修二氏。自身が言う通り,子供たちに夢を与える技術者版「スター」の誕生だ。ところが,沈黙を破った日亜化学工業社長の口からは意外な言葉が漏れてくる。「なぜ中村氏があんなうそを言うのか理解できない」。高裁へ向けて,両者の主張を掲載する。 中村修二氏語る 個人を報えば企業も利する 今回の判決で,相当の対価(以下,対価)のうち請求していた200億円が満額で受け入れられました*1。対価の総額は604億円以上。確かに高額ですが,それはたまたま市場規模が大きいというだけ。重要なのは,特許の使用者である会社に対する発明者,つまり従業員の配分率です。 判決では「少なくとも50%は下回らない」という配分率が示されました。日亜化学工業も設備投資や研究開発費,私の留学費用などを負担
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