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2024年5月17日のブックマーク (2件)

  • ヴェイパーウェイブからシティポップへ——〈ノスタルジア〉としての音楽|Sakiya ARAKAWA

    最近、杏里「SHYNESS BOY」という曲が特に気に入っていて、スマートスピーカー(Google Home mini)からこの曲が流れると思わず体が反応することがわかる。この曲が収録されているアルバム『Timely!!』がリリースされた1983年といえば私が生まれるおよそ6年前であり(私が1989年生まれのため)、普段であればそんな古い曲を聴くことはない。聴くとしたら90s以降の曲である。 音楽はYouTube MusicGoogle Home miniと連携して流している。YouTube Musicのいいところは、そのアルゴリズムによって最初に自分が選曲して流した音楽と関連がありそうな曲を自動で連続再生してくれる点にある。杏里「SHYNESS BOY」も、その関連がありそうな曲の一つとして再生されるまでは知らなかった。 どうしてYouTube Musicがこの曲を流したかというと、木

    ヴェイパーウェイブからシティポップへ——〈ノスタルジア〉としての音楽|Sakiya ARAKAWA
    apfel3000
    apfel3000 2024/05/17
  • 文化相対主義と人類普遍主義との不毛なワナ - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    最近、ピンカーなどの著作で人間の文化を超えた共通性が叫ばれている。彼らは認知科学や生物学の人たちである。認知科学といっても正確には、脳研究や動物研究を経て進化心理学へと向かった系譜の人たちである。ちなみに、ヴィゴツキーやブルーナーなどの子供の認知研究から文化心理学への系譜というのもある。認知科学ったって、一つにまとまってるわけじゃない。認知科学の代表なんていやしない。 認知科学発祥の地はアメリカなのだが、そのアメリカはボアズらの人類学の影響を受け、60年代の運動を経て、ポスト・コロニアルやカルチュラル・スタディーズへと至る、文化相対主義の伝統がある。なんてったってアメリカは多文化・多民族の国である。建前であれなんであれ、文化相対主義を掲げるのは当然である。もう人種主義や民族主義を繰り返さないためにも(今もあるとか突っ込まないで)。文化相対主義の基は、どの文化も平等だということ。特定の文化

    文化相対主義と人類普遍主義との不毛なワナ - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
    apfel3000
    apfel3000 2024/05/17