◆ディジタル署名 (digital signature) ディジタル署名=「ユーザ認証(本人確認)」+「メッセージ認証(改竄検知)」 ディジタル署名(電子署名)は、公開かぎ暗号方式を 応用している。 発信者は平文を一方向ハッシュ関数で圧縮したものを秘密かぎで暗号化して署名を作成し、 平文に添付して送付する。 受信者は署名を公開かぎで復号し、一方で送られた平文を同じハッシュ関数で圧縮して、 両者を比較して一致すれば 確かに(秘密かぎを知っている)発信者本人が発行したものである データに改竄は無かった という事を同時に検証することが出来る。 平文全体を暗号化するのではなく、ハッシュ関数で圧縮した メッセージダイジェストだけを暗号化・復号化するので、 高速に処理できる。 なお、ディジタル署名は、ネットワーク上を平文が流れるため、 データ内容の機密性を保証するものではない。 また、改竄を防止した