辻井:創業者であるイヴォン・シュイナードがよく言うのですが、「パタゴニアの製品は流行とは無関係だ。今見ても流行の最先端ではないし、10年経って見ても流行遅れでもない。そういうものを我々は目指しているんだ」と。最先端のファッションは3年後には最先端ではなくなるから着られなくなります。そうした、使い捨てのファッションとは無縁でありたいからです。 ブランドを壊すなんて簡単 誰でもできます アウトドア系ブランドは個性的なところが多いのですが、パタゴニアは孤高のイメージがあると言われています。何をやっても、パタゴニア的といわれる雰囲気さえありますね。 辻井:そうかもしれませんね。僕自身は、「ブランド」は意図して作れるものではなくて、僕たちが取ってきた行動の結果として「パタゴニア」というブランドが出来上がったという風に捉えています。今という瞬間は過去の集積であり、未来の出発でもある、というのと、ブラン
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