観光庁は17日、観光支援事業「Go To トラベル」(22日開始)について、新型コロナウイルス感染症が重症化しやすい高齢者、感染が目立つ若者の団体旅行、大人数の宴会を伴うツアーを割引商品として発売するかどうかは旅行業者の判断に委ねる方針を示した。赤羽一嘉国土交通相はこうした旅行を割引対象から除外すると発言したが、団体の人数や年齢の線引きは困難として、軌道修正した。 高齢者や若者が大人数で出掛けたり大規模宴会を伴う旅行は業者側が発売を控える可能性が高い。観光庁もツアーの実態を確認するが、発売して問題がないか基準が不明確なため、業者や利用者は混乱しそうだ。