(1)北極振動とは 北極振動(Arctic Oscillation: AO)は北半球においてもっとも顕著にあらわれる半球規模の大気の偏差構造であり、Thompson and Wallace(1998)によってこの名称が用いられ、近年その偏差構造が顕著な長期的傾向を示していることから、特に注目されてきている。AOの指標(インデックス)は北半球(北緯20度以北)の海面気圧の第1経験的直交関数(EOF)で定義される。これにともなう海面気圧の偏差は図1.7.4に示されるように北極で負偏差、その周りの中緯度で正偏差の環状パターンである。少し詳しくみると、負偏差の中心は北極ではなくアイスランド付近にあり、中緯度の正偏差も北大西洋と北太平洋で大きな値を示す。これらは平均状態では蛇行して谷となっているところで流れが帯状になることに対応しており、また北大西洋および北太平洋で波動の活動度が大きいこととも関連し
筆者はプログラミングは好きだったが、テストについてはずっと苦手意識があった。プログラムがそれなりに完成してしまうとそれで満足してしまって、さっそく次のプログラムにとりかかりたくなる。結局、システムテストの段階でハデにバグが見つかってどれだけ周りに迷惑をかけたかわからない(今思い出しても冷や汗が出る)。「自分に代わってテストだけをやってくれる要員」がいてくれたらと本気で願っていた。 だから、1年前にある小さなソフト開発企業で、「新人をまずテスターとしてみっちり仕込むようにしている」と聴いたときは感心した。その発想は考えれば考えるほど合理的かつ発展的だ。筆者なりに肉付けした形で紹介したい。 ◆新人は現場のお荷物である 多くのソフト開発企業での新人教育が何から始まるかというと、大学の一般教養課程のような「コンピュータ概論」だったりする。その後に「ソフトウエア分析・設計」とか「プログラミング」の学
最近 Bloom filter というアルゴリズムを知りました。1970年に考案された古いアルゴリズムです。 http://en.wikipedia.org/wiki/Bloom_filter http://www.cs.wisc.edu/~cao/papers/summary-cache/node8.html#SECTION00053000000000000000 http://www.perl.com/pub/a/2004/04/08/bloom_filters.html Bloom filter は、キー(通常は文字列)の存在のみをコンパクトなデータ構造で高速に判定するためのアルゴリズムです。キーの存在のチェックでしたら通常の hash でいいのですが、コンパクトになるとは限りません。 Bloom filter は "false positive"、つまり「キーが存在していないのに存
ファイアーサイド・チャット=焚き火を囲んだとりとめない会話のかたちで、広報やPRの問題を考えて見たいと思います。 ガ島通信さん経由で、毎日新聞の連載「縦並び社会・格差の現場から」に元クレイフィッシュの社長、松島庸さんがとりあげられていることを知った。 香港でIP電話などを手がける投資会社の雇われ社長をしているという。 そうか、松島さんは今香港にいるのか。 松島さんと知り合ったのは94年だから、もう12年になろうとする・・・・。 95年にぼくがプロデュースしたイベント「ネットワーカーズジャパン(おふらいんまつり)」でホームページを作ってくれたのが松島さんだった。 ぼくにとって初めてのホームページの仕事だった。 イラストにクリッカブルマップを重ね、ホームページビルダーがまだなくて手作業でタグを打っていた時代には手の込んだ仕上がりだった。 ニフティのビジネスヒントフォーラムのシスオペだった松島さ
2006年01月07日12:57 縦並び社会-誰も格差を埋めてはくれません カテゴリ変化への視点 kinkiboy Comment(7)Trackback(15) 景気回復基調であり、株価はバブル期の日経平均の高値は3万8950円と比べれば、まだ半値以下とはいえ、一日平均取引額はすでにバブル水準を上回っています。日本に再びゆるやかに上昇機運がやってきたように思えますが、その影では、、「生き残りをかけた競争」はますます激しくなり、多くの市場ではトップ・ブランドしか儲からない、いわゆる「市場の小選挙区化」が以前に増して進んできています。そんな競争に勝てず、経営危機に陥っている企業がどんどん生まれてきています。 さらに厳しいリストラは、好景気というにもかかわらず、いまだに人びとに襲いかかってきています。個人も「勝ち組と負け組の格差」が容赦なく広がってきており、ほんとうに厳しい時代になりました。
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