イタリア・ナポリ(Naples)市内で、回収されないままの大量のごみを片付ける活動にあたる住民ら(2011年6月21日撮影)。(c)AFP/Carlo Hermann 【6月24日 AFP】未回収のゴミが路上に放置され社会問題となっているイタリア・ナポリ(Naples)のルイジ・デ・マジストリス(Luigi De Magistris)新市長は23日、市内のゴミ収集車を武装警察部隊に護衛させると発表した。マフィアが同市のゴミ問題を扇動し、市民の健康を脅かしているためという。 ナポリは、国内外で活動する犯罪組織「カモラ(Camorra)」の本拠。カモラは麻薬の密売のほか、建設業や貿易業、廃棄物処理業にまで介入し利益を上げている。 マジストリス市長は報道陣に対し、「環境・健康被害は深刻だ。ゴミへの放火がさらに状況を困難にしている」と述べ、当面30日間にわたってゴミ収集車を護衛するよう警察に命じた
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