いつから誰が、かけ算の式の順番にうるさくなったのか。 Sparrowhawkさんは、昔から私たちも、初めはそうやって教わってきたのに、算数・数学の勉強が進むにつれて、それを忘れていった、それがこの「指導」方法の完成ではないのか、という「仮説」を立てられていると思いますし、積分定数さんは、うるさくなったのは、ここ10数年のことで、1972年の朝日新聞の報道は、当時はそれが珍しかったということではないのか、と主張されていると思います。 私は、この問題の歴史的経過については、積分定数さんの考えに賛成です。 72年の報道まで、この問題は問題になっていなかった。 「問題でなかった」というのは、それ以前から式の順番をうるさく教えていたのだが、誰もそれをおかしいとは思わず問題にならなかった、ということではなく、そもそも式の順番になどうるさくなかった、ということです。 もしも文部省が以前から式の順番につい