理科や社会、体育など、別の教科を英語で学ぶ英語教育の最先端理論「CLIL(内容言語統合型学習)」には、2つのタイプがある。 1つは、英語教育の一貫として語学教師が教科内容的なものを授業で使う「弱形」。もう1つは、一般教科教育として各科目の教員が、時に英語教師の助けを借りながら、自らの科目を英語で教える「強形」である。 日本では今のところ前者が多く、個人レベルで英語の授業に取り入れている小中高大の先生方は全国に何百人もいる。 一方、ここ数年の動きとしては、プロトタイプである「強形」の実践が広まっている。 2020年に大きく改訂される「次期学習指導要領」では、他教科の学習内容を言語活動に活用することに言及しているため、各社の英語検定教科書には、扱いの違いこそあれCLIL的なものが入ってくるだろう。 すでに取り組んでいる学校も 「強形」の実践が広まる中、1科目ないし数科目をCLILで教える学校が
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