学力全国トップの秋田県は19年前から少人数学級を導入 伸びたのは学力だけではなかった 文科省vs財務省の少人数学級論争は学力だけを見てはいけない 2021年度予算折衝が大詰めの中、教育関係者が注目するのが小中学校の少人数学級導入が実現するかどうかだ。現在の1学級最大40人では子どもにきめ細かい指導ができないとの教育現場の声があり、さらにコロナ禍で教室内が密となることも問題視されている。一方で少人数学級が学力向上につながるか疑問視する意見もある。「ポストコロナの学びのニューノーマル」第27回では19年前から少人数学級を導入している秋田県を取材した。 ”少人数”のきっかけは学級崩壊の予兆だった 「当時の教育長が小学校を訪問した際に、先生が授業している最中に立ち歩いている児童が複数いて、『このままではしっかりとした授業が出来ない』と危機感を覚えて少人数学級を進めたという話は伺ったことがあります」
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