将棋の叡王戦で藤井聡太七冠に挑み、善戦したものの1勝3敗で敗れた挑戦者、岡山市出身の菅井竜也八段。激闘を振り返り、今後の意気込みを語りました。 Q、6月22日にA級の順位戦初戦を迎えます。今のモチベーションはいかがですか? 順位戦が始まるということで、気持ちを入れ替えて順位戦に向けて精一杯頑張っていこうという気持ちです。A級は厳しいところだと思いますので、準備しないといい勝負にできない。自分が一番良い状態で行って勝敗がどうなるかというのがA級。 Q、叡王戦に挑んだこの春を振り返っていかがですか? 数年ぶりのタイトル戦だったんですけど、決まってからからあっという間に1、2、3ヵ月ぐらい過ぎて、早かったなと。結果は残念でしたけど、それを良い経験に変えて、また順位戦や違う棋戦でも頑張っていきたいです。 やっぱり数年間大きな勝負から離れていたので、そこでしか経験できないことは多いと思いました。次の
ゴミだと思った二酸化炭素が、実は可能性の塊! “趣味で地球を救う”現役東大生が考えた地球温暖化の解決策がすごい 「二酸化炭素集めないと損!というか日本は資源が少ないじゃないですか。でも日本も化学の力を使えばこの空気を油田に変えられる。二酸化炭素は、資源だし友達だし、僕らの味方。みんなが目の色変えて『二酸化炭素だ!二酸化炭素だ!』と言って集める世界を作りたい」 そう語るのは、炭素回収技術研究機構「CRRA(シーラ)」代表理事・機構長の村木風海氏。 10歳で二酸化炭素を減らす研究を始め、現在東京大学の学生でもある村木氏の研究が、地球温暖化を解決する技術の一つとして今注目を集めている。 中身は最先端。外見はゆるふわ。 村木氏が開発したCO2回収マシーン、その名も「ひやっしー」。 CO2回収マシーン「ひやっしー」(画像提供:CRRA) この記事の画像(6枚) スーツケースの形をしたボックスの上にか
猛暑が和らいできて、これから登山を楽しもうと思っている人もいるだろうが、皆さんは「フードロッカー」をご存知だろうか? 世界遺産に登録されている北海道・知床の案内などを行う知床羅臼ビジターセンターが、フードロッカーのマナー違反をTwitterに投稿して注目を集めた。 とある日の羅臼岳・羅臼平のフードロッカーにて。フードロッカーは指定のテント場でテント泊する方のために設置されており、就寝の際にヒグマを誘因する食糧と距離を置くことができる優れものです。就寝中でも重く頑丈な金属製のロッカーが大切な食べ物と命をヒグマから守ってくれるのです。続く pic.twitter.com/DjPCkEcaMs — 知床羅臼ビジターセンター (@ShiretokoNF_R) August 15, 2022 とある日の羅臼岳・羅臼平のフードロッカーにて。フードロッカーは指定のテント場でテント泊する方のために設置され
4月から「年金手帳」が廃止されることをご存知だろうか? 「年金手帳」とは、今まで納付した保険料の確認や年金の各種届出の際に必要になる書類で、国民年金や厚生年金の加入時に交付されていた。 年金手帳(出典:厚生労働省) この記事の画像(4枚) 日本に住む20歳以上60歳未満の人は、厚生年金や共済に入っている人を除いて、すべて国民年金に加入する。この年金手帳には10桁の基礎年金番号が書かれており、年金に関する手続きや、名前・住所の変更時などで必要だった。 しかし2016年にマイナンバーが登場すると、日本年金機構でも事務処理に使うようになり、2018年からは年金の各種届出・申請についてもマイナンバーが使えるようになった。 年金手帳に代わり「基礎年金番号通知書」を発行 これにより「手帳という形式の必要性がなくなっている」とし、2020年に交付された法律で「国民年金手帳から基礎年金番号通知書への切替え
静岡県熱海市の伊豆山地区で3日午前10時半頃発生した土石流。県などによると少なくとも約130棟の建物が被害を受け、これまでに3人の死亡が確認された。なぜこの地区で大規模な土石流が発生したのか。そのメカニズムを1990年代より「流域思考」を提唱してきた慶應義塾大学名誉教授の岸由二氏に聞いた。 岸由二慶応大学名誉教授。新刊「生きのびるための流域思考」を今月7日に出版 この記事の画像(8枚) 1秒で30トンの水が合流地点に流下か ――まず土石流がなぜこの地区で起こったのか、岸さんはこの原因をどう見ていますか。 岸氏: 大量の雨が降ったことはもちろんありますが、この地区の地形が要因と思われます。まずこの地区では3本の沢から雨水が流れ込み、その合流地点となるのが土石流災害の映像にあった酒店のある場所です。そこから伊豆山港まで逢初(あいぞめ)川という長さ1300メートル程度の2級河川となって海まで水が
学力全国トップの秋田県は19年前から少人数学級を導入 伸びたのは学力だけではなかった 文科省vs財務省の少人数学級論争は学力だけを見てはいけない 2021年度予算折衝が大詰めの中、教育関係者が注目するのが小中学校の少人数学級導入が実現するかどうかだ。現在の1学級最大40人では子どもにきめ細かい指導ができないとの教育現場の声があり、さらにコロナ禍で教室内が密となることも問題視されている。一方で少人数学級が学力向上につながるか疑問視する意見もある。「ポストコロナの学びのニューノーマル」第27回では19年前から少人数学級を導入している秋田県を取材した。 ”少人数”のきっかけは学級崩壊の予兆だった 「当時の教育長が小学校を訪問した際に、先生が授業している最中に立ち歩いている児童が複数いて、『このままではしっかりとした授業が出来ない』と危機感を覚えて少人数学級を進めたという話は伺ったことがあります」
新型コロナウイルスは弱毒化したか 「どう猛な虎がヤマネコに変わった」 新型コロナウイルスの感染が再び拡大しているのに重症患者や死者が増えていないことについて、何か情報がないかインターネット上を探していたところこんな見出しの新聞記事に出会った。 英国紙ザ・テレグラフ電子版6月20日の記事で、新型コロナウイルスが猛威を振るったイタリアで患者の治療に当たったサンマルティノ病院の感染症部門の医長マテオ・バセッティ教授にインタビューをして、見出しのような表現でウイルスが弱毒化しているという証言を得たというものだ。 「ウイルスは劇的に変異したというのが私の印象だ。3月から4月始めにかけての状況は今とは全く違った。緊急治療室に運ばれてくる患者の容態は極めて重く酸素吸入が必要で、肺炎を発症しているものも少なくなかった。それが今は、この4週間を見る限りでは、患者の症状は極めて軽症に変わった。呼吸器官内のウイ
4月からの新生活にむけて、まもなく引っ越しシーズンとなるが、新しい入居先を探す場合、家賃や立地もさることながら、部屋の広さも重要な判断基準となってくるだろう。 だが今、驚くほど狭い物件が若年層を中心に人気を集めている。 この記事の画像(7枚) こちらの部屋は、不動産会社SPILYTUSが運営する“3畳物件”を集めた「QUQURI(ククリ)」というブランドの物件だ。 室内にトイレ、シャワールーム、キッチンは完備されているものの、主な居住空間となる洋室は約3畳(台所などを除く)。生活に必要な机などを運び込むと、あとは通路を確保するだけで精一杯の状況となる。頭上にある、ベッドルームなどに用いられる約4畳ほどのロフト部分を加えてもたった約7畳で、生活スペースの狭さは写真からでも伝わってくる。 「QUQURI」が用意する“3畳物件”の見取り図 2018年4月にも、“3畳物件”の人気を取り上げたが、そ
欧米で「つながらない権利」の法制化が広がる 日本では約半数のオフィスワーカーが「持ち帰り残業」を経験 日本の企業が導入「山ごもり休暇」が生む意外な効果 情報通信技術の進歩により、私たちは「いつでも・どこでも・誰とでも“つながる”」ことができるようになった。 SNSを見れば世界中の情報が次々と流れてきて、携帯端末では遠くの人ともビデオ通話ができる。 スマートフォンを使いこなせば、ある程度の仕事だってこなせるくらいだ。 だがこれらの技術革新とともに、「勤務時間外の業務対応」という問題が人々を悩ませるようになっている。 社用の携帯電話やメールアカウントには、場所・時間に関係なく連絡が相次ぎ、終業後にもかかわらず、時には休日であっても、自宅や外出先で対応した経験のある人も多いはずだ。 こうした事態を防ごうと、勤務時間外の対応を拒否できる「つながらない権利」の法制化が欧米で広がっているのをご存じだろ
フジテレビの一時代を築いた須田哲夫アナウンサー(71)。小学校(1990年代初頭)から帰宅してテレビをつければ、ブラウン管の中に午後のワイドショーの司会をつとめる須田アナウンサーがいる姿は、私にとって日常そのものだった。 その彼が週刊誌に「認知症母 介護の日々」と報じられたのは2016年9月。その翌年には「介護難民危機」とも書かれた。 かつて、優しくもキビキビとした指導をしてくれた彼からは、高齢の母親を抱え困り果てる姿が想像できず、ずっと気にかかっていた。 それから数年。高齢者介護の実態を記事として書かせてもらえないかと、もはや何年振りかわからない電話を彼にかけたところ、全く想像をしていなかった意外な事実を知ることになった。 週刊誌報道はまったく不本意 週刊誌に載った「母親の車いすを懸命に押す須田アナ」の写真は、すれ違いざまに車の中から隠し撮りされたものだった。 その後の直撃取材も「介護難
連日の厳しすぎる暑さが続く中、愛知県豊田市では17日に小学1年生の男子児童が熱中症で亡くなった。 熱中症の予防に水分や塩分の補給など対策が呼びかけられているが、子供を持つユーザーがTwitterに投稿したつぶやきが話題になっている。 「小1男児熱中症で死亡って最悪過ぎる。うちの子も顔真っ赤にして帰ってきた。学校にポカリ持って行っていいか聞いたらジュースなんでダメですって言われたし。早く改善してほしい」 熱中症対策として、スポーツドリンクのポカリスエットを子供に持たせたかったが、この学校は「ジュース持ち込み禁止」のためダメだったという。 この投稿に、ネット上では「甘いジュースならわかるけど、スポーツドリンクもダメなの?」「熱中症が増える」という声が続々。 記録的な暑さが続く中での学校の対応にいろいろな意見が出ているが、今回は、熱中症対策にスポーツドリンクは本当に有効なのか、ブドウ糖と食塩で作
2016年にハザードマップを作成していたのに被害拡大 「避難の判断」が遅れた背景に“先入観”や“迷い 被災者に聞いた「身の危険を感じた瞬間」 避難勧告発令も「まだ大丈夫」? 西日本に甚大な被害をもたらした記録的豪雨から12日で7日目。 岡山県では、58人が死亡し、17人が安否不明となっている。 「直撃LIVEグッディ!」では、特に被害の大きかった岡山の倉敷市真備町を取材した。 真備町では、浸水区域を想定した「ハザードマップ」を一昨年、作成していた。そして今回浸水した区域は予測されていた区域とほぼ同じだった。 にも関わらず、なぜここまで被害が拡大してしまったのだろうか? 被災者に話を聞くと、「避難の判断」が遅れたのには “先入観”や“迷い”があった可能性が見えてきた。 静岡大学防災総合センターの牛山素行教授にスタジオで聞いた。 この記事の画像(6枚) 立本信吾フィールドキャスター: 住民の方
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