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2022年8月20日のブックマーク (5件)

  • 【小泉悠】元大使の一本の電話、道を開く 目指すは「オタク」を束ねるプロジェクト:朝日新聞GLOBE+

    突然かかってきた電話の主は、元ウズベキスタン大使の河東哲夫さんだった。 河東さんは、外務省を辞めて評論家として活動していた。面識はなかったが、小泉さんが軍事雑誌に書くものを読んでいた。 「彼には、事実関係を丹念に拾い出すだけでなく、それが意味することを概念化する力があった。他の著者とはちょっと違っていたんです」 「一度、会って話さないか」と河東さんに誘われ、都内のホテルで事をした。 「大学ではアカデミックな研究が出来なかった」と打ち明けた小泉さんに、河東さんは言った。「アカデミックではない研究をやればいいじゃないか」 そうか、大学でなくても研究はできるはずだ。ニッチなことをやれば仕事の需要はあるのかもしれない、と思うようになった。 2018年にパリの武器展示会「ユーロサトリ」で=人提供 2009年、河東さんの推薦で外務省国際情報統括官組織の専門分析員になった。ロシアの軍事関係の分析レポ

    【小泉悠】元大使の一本の電話、道を開く 目指すは「オタク」を束ねるプロジェクト:朝日新聞GLOBE+
    arajin
    arajin 2022/08/20
    「日本にも匿名でネット情報を独自に分析している人たちがたくさんいる。こうした人たちとつながりながら、日本版『ベリング・キャット』を作りたい」
  • 虫よけ剤はどう選ぶ?皮膚科専門医が解説! - LUMEDIA (ルメディア)

    まとめ虫よけ剤は「ディート 30% 配合製品」か「イカリジン 15% 配合製品」がオススメ!格的にハイキングを楽しみたいなら「ディート 30% 配合製品」を。お子さんなどには「イカリジン 15% 配合製品」を。蚊や虫の増える夏に、虫よけ剤が大事なことは皆さんご存知だと思います。 ただ、どのように虫よけ剤を選べばよいのか、ご存知でしょうか? 皮膚科外来でも「オススメの虫よけ剤はありますか?」と質問を受ける機会が多いです。 今回の記事では、虫よけ剤選びで重視すべきポイントなどを解説します。

    虫よけ剤はどう選ぶ?皮膚科専門医が解説! - LUMEDIA (ルメディア)
    arajin
    arajin 2022/08/20
    “ディート 30% 配合虫よけ剤 →本格的なハイキングを楽しみたい方イカリジン 15% 配合虫よけ剤 → 12 歳以下のお子さん、匂いやベタツキ感の少ない製品が良い方、服などを傷めるリスクを下げたい方”
  • 「せいせいした」 トランプ・プラザ爆破を祝った地元の心境 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    今月16日、厳しく冷え込んだ朝を迎えた米ニュージャージー州アトランティックシティーのボードウォークで、午前9時過ぎに警笛が鳴り響くと、かつてトランプ・プラザ・ホテル・アンド・カジノが営業していたビルからは、かもめの群れが一斉に飛び立った。 各階からはダイナマイト3800分の爆音がとどろき、34階建てのビルは19.5秒で崩壊。粉じんが雲となって大西洋へと巻き上がった。ドナルド・トランプ前大統領がこのカジノ都市に建設した最後のビルはこうして解体され、トランプと同市の40年にわたる複雑な関係の名残は姿を消した。 同市在住歴が30年近いジーナ・ウィズラックは爆破前、ボードウォークを挟んで向かい側のワン・アトランティックのテーブルに座って、ビルの最後の姿を見届けた。ウィズラックは、解体見物のために複数の最前列席を500ドル(約5万3000円)で競り落としていた。 「トランプが中にいたらいいのに思う

    「せいせいした」 トランプ・プラザ爆破を祝った地元の心境 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
  • 【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗 無職で気づいた自分の天職:朝日新聞GLOBE+

    小泉悠さんにとって、夏は一つの思い出がよみがえる季節だ。 毎日のように通っていた図書館のある市民センターの2階で、母親が有志と原爆展を開くのだ。 両親は、二人とも反核・反戦運動に熱心だった。母親らが主催していた夏の原爆展では、小泉さんも投下直後の悲惨な写真を毎年見ていた。 『風が吹くとき』『トビウオのぼうやはびょうきです』……。当時読んだ原爆をテーマにした児童書の題名は、いまでもいくつもそらんじられるほど。その恐ろしさは、深く脳裏に刻まれた。 母親らが原爆展をしている階下の図書館で、息子は軍事も、読みあさっていた。自衛隊員と遊んでいることも、親は快く思わなかった。 「両親とはさんざんもめました」 だが、両親との確執は、独特のバランス感覚とさまざまな素養を養うことにもなった。 意見の異なる相手にどう耳を傾け、どうしたら納得してもらえるのか。自分のやっていることを両親に説明しようと必死で考え

    【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗 無職で気づいた自分の天職:朝日新聞GLOBE+
  • 【小泉悠】「いいところなし」の少年に、「細部から全体像を描く」を教えてくれた人:朝日新聞GLOBE+

    手元に置いた携帯電話がひっきりなしに鳴っている。ほとんどが取材依頼だという。2月24日のロシアによるウクライナ侵攻後、時の人になった。 引っ張りだこになるのには訳がある。相手に目線を合わせつつ、複雑な事象をわかりやすく説明する力。ロシアにもウクライナにもくみせず、膨大な軍事情報をつないで全体像を描き出す分析力。 「彼は言葉の力で一種の社会現象を起こしている」。そう話すのは、2019年、小泉さんを東大先端科学技術研究センター(先端研)に誘った先端研教授の池内恵さんだ。 「彼が話すと議論が整理されていくんです。いろんな人が投げた球を一つずつ拾い、それに答えつつまとめるという、非常に高度なことをやっている」。だが、人気の理由は、明晰さだけではなさそうだ。ときおり垣間見せるユーモアや、硬軟とりまぜた引き出しの多さ。自ら「軍事オタク」ぶりを見せて、楽しんでいるふしもある。 東京大学先端科学技術研究セ

    【小泉悠】「いいところなし」の少年に、「細部から全体像を描く」を教えてくれた人:朝日新聞GLOBE+