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ブックマーク / chuokoron.jp (2)

  • 今井むつみ 言語習得に見る知性の本質|社会|中央公論.jp

    ユーザーが問いかけた質問に対してほぼ的確な答えを生成できる対話型AIChatGPTが話題だ。人間の使うことばとは何が違うのか。どう使いこなせばいいのか。オノマトペや「記号接地」をキーワードに、今井むつみ慶應義塾大学教授が語る。 (『中央公論』2023年7月号より抜粋) 赤ちゃんに易しく外国人に難しいことば ──子どもはことばをいかに覚えるのかを研究する今井さんですが、今回はAI言語学習との比較などを通して、両者の違いについて伺います。まず、最新刊『言語の質』では、日語を話す人はオノマトペを言語習得の足場とするとのことでしたが、どういうことなのでしょうか。 英語は日語のようにオノマトペが体系化されていませんが、だからといって英語が音と意味のつながりが薄い言語というわけではありません。英語には音の感触が織り込まれた動詞が多いんです。例えばtickle(くすぐる)。語感に日語でいう「

    今井むつみ 言語習得に見る知性の本質|社会|中央公論.jp
    arajin
    arajin 2023/07/17
    『言語の本質』/“記号接地とは元々人工知能の用語で、ことばと身体感覚や経験とをつなげること。”
  • 千葉雅也「失われた時を求めて」を求めて|文化|中央公論.jp

    ネオリベラリズムとコロナ、フーコー、そして時間と悪……。『勉強の哲学』『ツイッター哲学』などの著書もある、哲学者・小説家の千葉雅也氏による「時間論」序章。 タバコとコロナ この間あちこちでタバコが吸いにくくなったことを惜しむ発言をしているのだが、昨年の四月以降、屋内原則禁煙になったのは、喫煙者としてはコロナ問題より大きいくらいである。ついに格的に風景が変わってしまった。歴史に深く漆黒の溝が刻まれたかのようだ。それは禁煙推進、嫌煙の人々にとっては良いというか当然しかるべき変化なのだろうが、僕としては人類の何か貴重なものがついに失われてしまったという暗い感慨に浸らざるをえないのである。 個人的嗜好としての喫煙の肩身が狭くなったというだけではなく、そのことは世の中の全体的な変化と結びついていると僕は考えている。 昨年から我々はコロナ禍にあり、マスクをして飛沫を防ぎ、頻繁に手を洗い、できるだけ接

    千葉雅也「失われた時を求めて」を求めて|文化|中央公論.jp
    arajin
    arajin 2021/05/03
    「ともかくキリスト教を背景として成立した近代的主体観では、非意志的なもの(=性)の勝手な作動が人間の根源的な悪だということになっている。」
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