鴻上尚史さん(撮影/写真映像部・小山幸佑) この記事の写真をすべて見る 役者だった夫が、引退後の働くだけの日常にやりがいを見いだせず、暗くなってしまったと話す49歳女性。女性自身も夫にどう言葉をかけるべきなのかわからなくなってしまったという。そんな女性に、鴻上尚史が贈る、2つの「幸せの作り方」とは * * * 【相談233】 俳優をやめた夫が、家のローンを払うためだけに働く毎日にやりがいを見いだせなくなり、暗くなってしまいました。どうしたら夫に光を取り戻せるでしょうか(49歳 女性 トランス) 鴻上尚史さま初めてご相談させていただきます。 49 歳、毎日パートをしている主婦です。子どもはおりません。夫と2 人で生きております。 私は、10年前まで、役者でした。役者さんの多くがそうであるように、私も完全なる役者バカでした。役者のみで生活はできませんでしたが、それでもたくさんの舞台に立たせ