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ブックマーク / www.ipmu.jp (3)

  • 量子重力には対称性はない ― 大栗機構長らが証明

    2019年6月19日 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU) 1. 発表概要 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU) の大栗博司 (おおぐりひろし) 機構長は、マサチューセッツ工科大学物理学教室の Daniel Harlow 助教と共同で、重力と量子力学を統一する理論では、素粒子論の重要な原理であった対称性がすべて破れてしまうことを、ホログラフィー原理を用いて証明しました。この証明にあたっては、量子コンピューターで失われた情報を回復する鍵とされる「量子誤り訂正符号」とホログラフィー原理との間に近年発見された関係性を用いるという新たな手法が用いられました。研究成果は、素粒子の究極の統一理論の構築に大きく貢献するものであるとともに、近年注目される量子コンピューターの発展にも寄与すると期待され、アメリカ物理学会の発行するフィジ

    arajin
    arajin 2019/06/21
    「重力と量子力学を統一する理論では、素粒子論の重要な原理であった対称性がすべて破れてしまうことを、ホログラフィー原理を用いて証明しました。」
  • 新理論が示す、ダークマターは湯川粒子に瓜二つ

    2015年7月22日 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構  (Kavli IPMU) 1. 発表者 村山斉 (むらやま・ひとし) 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構  (Kavli IPMU)  機構長/特任教授/主任研究員 村山 斉 Kavli IPMU 機構長 2. 発表のポイント 従来のダークマターに関する理論とは大きく考え方の異なる新理論を発表した。 新理論によるとダークマターは、湯川粒子とも呼ばれる1935年に湯川 秀樹博士が提唱したパイ中間子と大変似た性質を持つことが示された。 南部理論に基づく湯川粒子の性質が、ダークマターとしてふさわしいことを指摘した。 新理論は銀河のダークマター分布において従来問題とされてきた、観測とコンピューターシュミレーションとのズレを説明出来ることが分かった。 3. 発表概要 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機

    新理論が示す、ダークマターは湯川粒子に瓜二つ
  • 量子もつれが時空を形成する仕組みを解明~重力を含む究極の統一理論への新しい視点~

    大栗 博司 Kavli IPMU 主任研究員 1.発表者 大栗 博司(おおぐり ひろし) 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 主任研究員 2.発表のポイント 重力の基礎となる時空が、さらに根的な理論の「量子もつれ」から生まれる仕組みを具体的な計算を用いて解明した。 物理学者と数学者の連携により得られた成果であり、一般相対性理論と量子力学の理論を統一する究極の統一理論の構築に大きく貢献することが期待される。 成果の重要性等が評価され、アメリカ物理学会の発行するフィジカル・レビュー・レター誌(Physical Review Letters)の注目論文(Editors’ Suggestion)に選ばれた。 3.発表概要 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)の大栗博司主任研究員とカリフォルニア工科大学数学者のマチルダ・マルコリ教授と大学院生らの物

    量子もつれが時空を形成する仕組みを解明~重力を含む究極の統一理論への新しい視点~
    arajin
    arajin 2015/05/29
    「ホログラフィー原理ではミクロな世界での重力を、重力を含まない量子力学の問題として説明」「重力現象、さらにはその基礎となる時空自身さえも、重力を含まない理論から量子効果 によって生まれる」
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