「ちぐはぐ答弁」の原因は、野党にあると釈明していた桜田オリンピック・パラリンピック担当相が、結局、自らの発言の撤回と謝罪に追い込まれた。 桜田五輪相は、5日の参議院予算委員会で、東京オリンピックの政府予算などをただした立憲民主党の蓮舫参院幹事長に対し、要領を得ない答弁を繰り返したことについて、「事前に質問通告がなかった」と釈明していた。 しかし、蓮舫氏は、「質問通告していた」と反論し、7日朝に開かれた参議院予算委員会の理事会で、自民党側も「質問通告はあった」と認めたため、桜田五輪相は一転、今週金曜日、9日の定例会見で発言を撤回し、謝罪することになった。