自民党の河井案里議員の陣営による選挙違反事件で、運動員買収の罪に問われている公設秘書は、19日の裁判で起訴された内容を認めました。弁護士は、今後の審理で連座制の対象にならない罰金刑にとどめるよう求める方針です。 先月、広島地方裁判所で開かれた初公判では、起訴内容を認めるかどうかを留保していました。 19日の2回目の審理で立道秘書は、「違法な報酬の支払いに関与したのは事実です」などと述べ、起訴内容を認めました。 秘書の弁護士は、「有罪は争わないが、ウグイス嬢への報酬額の決定に関与しておらず、ほう助犯にすぎない」と述べ、従属的な立場だったと主張しました。 このあとの被告人質問で、立道秘書は、「自分がウグイス嬢の遊説の責任者だとされているが、河井夫妻から行きたいところや、やりたいことを言われ、遊説ポイントをつないでルートを作成しただけだ」と述べました。 立道秘書について検察は、議員本人の当選が無
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