【中古】 獅子の系譜 文春文庫/津本陽【著】 価格: 110 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 今川家は今川義元の治世となると、封土が伸張する。遠江国で三方ヶ原の北方を支配していた井伊直満は今川義元に臣従したが、宿老小野政直の讒言によって義元に誅殺される。幼少の子直親が家督を継ぐも、桶狭間で今川義元が敗れると、周辺は混乱に陥った。直親は小野政直の子・道好の讒言により、今川氏真から今川を裏切った松平元康と内通した疑いを受ける。弁明のために駿府へ向かう途中で襲撃を受けて、29歳で殺害された。 井伊家当主が二代続けて、同じように殺害され、残された嫡子の井伊直政はわずか2歳。周囲から狙われる中、早く一人前になるために、寺で学問や礼儀作法などを必死に修得する。直政は18歳の時に家督を継いで徳川家康に臣従すると、家康に才気を認められ、武田勢との戦いで戦功を上げていく。そして武田家滅亡のあと信長に上洛を