花に誘われるように歩いてきた道もいよいよ終点。 日本海を見下ろす高台で力強く枝を広げる木にパワーをもらう。春の里山散歩のラストです。 今年もちょっと寄り道して、最後の分岐で久田城址と反対側へ。 海辺の集落へ続く斜面に曲がりくねった木が並んでいる。 日本海の風雪に耐えながら立っている木々。 ここまで見てきた可憐な花とは対照的な自然の姿。 曲がりくねった太い幹、その生命力溢れる姿が見たくて寄り道してしまう。 奥の方の海を望む場所に立つ、何か碑のようなものを抱いている木。 なんだか気になって、ついここまで来てしまう。 何かの祠なのか、それとも墓だろうか。 日本海を見下ろす場所で大樹に守られるように立っている。いつからこの景色を見ているのだろう。 木の向こうに見える小高い場所が目的地の久田城址。さてそろそろ行こうか。 杉林を通って、 道の分岐まで戻り、今度こそ久田城へ。 大きな木の間を抜けると視界